AIを活用した制作プロセスを評価する新たな公募展「AI ART meets Art Fair」の作品募集が、株式会社TODOROKI(東京都渋谷区、代表取締役・井上雅也)により始まった。同展は、神戸で開催される現代アートフェア「KOBE ART MARCHÉ 2026」の関連企画として実施される。
公募では、AIを制作に取り入れた全ジャンルのアート作品を対象とする。デジタル表現に限らず、AIの生成結果を素材や立体表現に展開した作品も応募可能だ。入選作品は、5月22日から24日に神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれる「KOBE ART MARCHÉ 2026」の会場で展示される。コレクターやギャラリーが訪れるアート市場の場で、AIによる表現がどのように受け止められるかが注目される。
主催のTODOROKIは、「AIを単なる技術的デモとしてではなく、現代アートの文脈の中で位置づける」ことを目指している。思想性や表現の必然性など、アートとしての価値を中心に評価する方針だ。審査は、キュレーターの畠中実氏(元NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)、文化研究者の山本浩貴氏(実践女子大学准教授)ら、各分野の専門家が担当する。
応募は公式サイトで3月31日まで受け付ける。入選者は4〜5名を予定し、4月24日に発表される。審査料は5,000円(税込)で、年齢や所属の有無は問わない。搬入・搬出を含む設営費用などは自己負担となる。作品サイズは平面で100センチ四方以内、立体の場合は3辺の合計が120センチ以内とされている。
AIとアートが交差する場として企画された今回の公募展は、アートの新たな可能性を問う試みであり、時代の変化を映すアートシーンの象徴となりそうだ。
「AI ART meets Art Fair」公式サイト:https://art-marche.jp/ai-art-award/


