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自治体の広報担当者を対象にした表彰制度「自治体広報AWARD」の初回となる入賞者が決まった。全国141作品の応募の中から、広報紙、シティプロモーション、写真、クリエイティブの4部門で金・銀・銅賞が選ばれた。主催は自治体広報LABと合同会社LOCUS BRiDGE(埼玉県北本市)で、公益社団法人日本広報協会が後援している。

同アワードは、自治体職員個人の発想と努力に光を当てることを目的に創設された。各部門の金賞の中から最も優れた作品に「自治体広報AWARD2025」が授与される。最高賞は、自治体広報LABの登録会員および審査員による投票で決定し、2月6日まで投票を受け付けている。

応募総数141件の内訳は、広報紙部門48件、シティプロモーション部門21件、写真部門45件、クリエイティブ部門27件。広報紙部門の金賞には福島県川俣町の佐藤耀さん(広報かわまた12月号)が選ばれた。生活に根ざしたテーマ設定と高い編集技術が評価された。

シティプロモーション部門の金賞は岐阜県飛騨市の上田昌子さん。「住民とファンでめざす持続可能なまちづくり」と題し、市民参加による関係人口施策の実践を高く評価された。写真部門では、沖縄県糸満市の上原盛太さん(広報いとまん9月号)が金賞を獲得。伝統行事を力強く切り取った構図が評価された。さらに、クリエイティブ部門では再び上田昌子さんが金賞を受賞し、「おっちゃんレンタル」事業の斬新な表現が注目を集めた。

表彰式は3月14日、奈良県王寺町地域交流センターで開催される。第一部としてアワード表彰式、第二部に自治体広報LABオフ会(研修会)、第三部に懇親会が予定されている。参加費は3,000円で、申し込みは2月28日まで受け付ける。翌15日には参加者を対象とした「王寺町まち歩き」も企画されている。

審査委員長を務めた愛媛県内子町の兵頭裕次氏は、「この賞は自治体ではなく、広報を支える ‘人’ に焦点を当てている。担当者同士が学び合い、高め合える文化を育てたい」と語った。LOCUS BRiDGE代表の黒瀬啓介氏も「広報は情報を届ける手段ではなく、住民との信頼を築く営みだ。その最前線に立つ担当者を広く称えたい」とコメントしている。

合同会社LOCUS BRiDGEは、自治体支援を専門とする企業で、ふるさと納税業務や広報・シティプロモーション支援を中心に展開している。自治体広報LABは同社が運営する職員向けコミュニティで、約350人の会員が登録。ノウハウ共有やオンライン交流などを通じ、自治体広報の発展を目指している。

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