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大阪府貝塚市に、築60年の鉄道倉庫を再生したコワーキングスペース「いいオフィス貝塚 by ポートフォリオ」が1月6日にオープンした。運営は全国47都道府県に約900拠点を展開する株式会社いいオフィス(本社・東京都港区、代表取締役・龍﨑宏)である。地元企業の株式会社ポートフォリオと提携し、地域の交流と創造を促す拠点として開設された。

同施設は南海電鉄の旧倉庫を改装しており、鉄骨の骨格や高天井を活かしたインダストリアルデザインが特徴である。新たに木材を取り入れ、重厚感と温かみを両立した空間に仕上げた。建物は「知と交流のプラットフォーム」をコンセプトとし、地域のクリエイターや企業、学生、関西国際空港を利用するビジネスパーソンなどが集う場を目指している。

1階はカフェとコワーキングエリアを兼ねた開放的な空間で、約60席の広々としたスペースが広がる。大阪の人気ロースター「Elmers Green」が監修したスペシャルティコーヒーを味わいながら仕事や読書を楽しめる。2階は集中作業向けのワークブースやオンライン会議専用ブースを備えた静かなフロアで、セミナーやワークショップ用のコラボレーションスペースも設けている。

また、施設内には大型CNCルーター「Shopbot」を導入している。パソコン上の設計データをもとに木材を高精度に加工できるため、家具やアート作品の制作にも対応する。プロのクリエイターだけでなく、初心者でも利用が可能である。

併設カフェでは、地元食材を使ったランチメニューやスイーツを提供し、働く人の心と体を支える。利用者がリラックスしながら集中できる環境づくりを重視している点も特徴だ。

担当者は「貝塚駅前には打ち合わせができる場所が少なかった。地域の事業者がつながり、新たな価値を生む場にしたい」と語る。駅徒歩1分の立地を生かし、通勤や出張の合間にも立ち寄れる利便性を備えると同時に、街の新たな活力源となることを目指している。

今後は「いいオフィス」のシステムを活用し、24時間のドロップイン利用に対応する予定である。海外出張者や夜間に働くエンジニアなど、多様なワークスタイルを支援する方針だ。さらに貝塚の地場産業を紹介する「オープンファクトリー」の拠点としての活用も視野に入れ、地域のものづくり文化を国内外に発信していくという。

店舗は貝塚駅から徒歩1分の海塚1丁目1-23に位置し、Wi-Fiや電源、プリンターなどの基本設備を備えている。

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