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株式会社SEデジタル(東京都港区、代表取締役・梅本祥二)は11日、米国テキサス州のAirtory Inc.と契約を結び、同社が開発したリッチクリエイティブプラットフォーム「Adctv/airtory/SOCIAL DISPLAY」の日本国内での独占提供を開始したと発表した。

本プラットフォームは、動画やCTV(コネクテッドテレビ)広告の制作から配信、分析までを一括で支援する仕組みを備えている。SEデジタルが提供するマネージドサービスを通じ、企業は自社内に制作リソースがなくても最新のCTV広告を容易に導入できるという。

「Adctv/airtory/SOCIAL DISPLAY」は、クイズやカルーセル、ソーシャル投稿など多様なインタラクティブ要素を動画に組み込むことができる。視聴者の興味を引きつけ、印象に残る広告体験を生み出す点が特徴である。また、専門的な知識を持たない担当者でも、ドラッグ&ドロップ操作やテンプレート機能を用いて短時間で高品質な広告を制作できる。

さらに、リアルタイムでインタラクション率や視聴完了率を分析でき、投資対効果の可視化を可能にした。アダプティブストリーミング技術の採用により、通信環境やデバイスに応じた最適な映像を配信し、読み込み遅延の低減にもつなげている。

SNSで反響のあった投稿動画を広告クリエイティブとして再利用できる点も強みの一つである。既存素材の活用により制作コストを抑えながら、親近感のある広告を展開できると同社は説明する。

SEデジタルは、産経新聞グループのデジタルメディア事業会社であり、データとテクノロジーを活用した広告ソリューションの拡充を進めている。

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