株式会社プルークス（東京都中央区、代表取締役社長・丸山博幸）が制作した日本郵船株式会社の新聞広告が、「第74回日経広告賞」のインフラ部門で最優秀賞に選ばれた。
日経広告賞は、日本経済新聞社が主催する広告表彰制度で、社会的意義や独創性、訴求力を重視して選考が行われる。新聞広告を中心に、クリエイティブ性や話題性、社会性など多面的な評価が特長だ。
受賞した広告は、2025年3月25日に単発掲載された作品で、日本郵船の長い歴史を象徴する27隻の主要船舶を史実資料に基づき描き下ろしたもの。各船のイラストには造船当時の時代背景や企業の歩みを伝えるテキストが添えられ、視覚的にも物語性のある構成となっている。
デザインは、日本郵船歴史博物館（現在休館中）のオリエンテーションルームに展示されていた船のイラスト壁紙から着想を得た。新聞の大判紙面を生かしたダイナミックな表現で、企業の挑戦の歴史とスケール感を描き出し、読者にブランドの魅力を訴えかけた点が高く評価された。
プルークスは、動画・映像を中心にマーケティング課題を解決する制作会社。オンラインからオフラインまで幅広い広告制作を手がけ、ブランドコミュニケーションの企画から実施まで一貫して支援している。
