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AI LAB STARTUP(代表:白井達也、東京都港区)は10日、生成AIを活用して制作した動画を投稿し競い合う「AI LAB CREATION」を正式に開始した。YouTube上で、AI動画による投稿コンテストを常設化する取り組みは国内初である。

AI LAB CREATIONは、参加者が生成AIで制作したショート動画を投稿し、毎月1作品を「MONTHLY GRAND PRIX」として選出する。受賞者には賞金10万円が贈られる。参加費は無料で、年齢や国籍、経験を問わず投稿数に制限はない。すでに国内外のクリエイターから多様なジャンルの作品が寄せられているという。

同社は、AI動画をテーマにしたこの企画を「学び・創作・発信を結ぶ新しいクリエイティブの形」と位置づける。独自のオンライン講座と連携し、学習から作品制作、発信、評価、実績化までを一貫して支援する仕組みを整えた。

生成AIの進化により、誰もが高品質な映像を作ることが可能になった。一方で、作品を発表し評価を得られる場が十分に存在していない現状がある。こうした課題を背景に、AI LAB STARTUPは映像制作のノウハウとAI教育の知見を融合し、クリエイターが成長できる環境づくりを目指している。

また同社は、企業向けのAI業務効率化講座「AI LAB BUSINESSUP」や、子ども向けのAI教育プログラム「AI LAB KIDSUP」の展開も予定している。家族全体でAIスキルを身につけられる「オールインワン型オンラインスクール」の実現を掲げる。

今後は、年間アワードの開催や企業タイアップ、グローバル部門の設置など、さらなる展開を予定している。白井代表は「AI技術が進歩する今、表現は誰にでも開かれている。AI LAB CREATIONを通じ、誰もが世界に向けて発信できる場をつくりたい」と話す。

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