電子書籍ストア「Reader Store」は、開店15周年を記念し、過去15年間で最も売れたベストセラーランキングを発表した。集計期間は平成22年12月10日から令和7年9月30日までで、各ジャンルごとの人気作品が明らかになった。
少年コミック部門では、『進撃の巨人』が1位に輝いた。本作はReader Storeの開始当初から高い人気を誇り、完結から約5年たった現在でもベストセラーを維持している。次いで『鬼滅の刃』『ONE PIECE モノクロ版』『転生したらスライムだった件』『呪術廻戦』が上位を占め、特に『鬼滅の刃』はアニメ化の影響で大幅に売り上げを伸ばした。
青年コミック部門では、『キングダム』がトップとなった。この作品もReader Store初期から人気を博し、アニメや映画化を経て国民的作品となっている。他に『宇宙兄弟』『ゴールデンカムイ』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『ダンジョン飯』がランクインした。
女性コミックでは、『ちはやふる』が第1位に輝いた。こちらもアニメ化や映画化で話題を集めている。続いて『薬屋のひとりごと』『ミステリと言う勿れ』『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』『暁のヨナ』が人気を集めた。
ライトノベル部門の首位は『転生したらスライムだった件』で、続いて『本好きの下剋上』『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が上位に並んだ。小説部門では、『火花』が断トツの1位で、次いで「万能鑑定士Q」シリーズ、『下町ロケット』が続いた。
Reader Storeは今冬、15周年感謝祭を開催し、多彩なキャンペーンを展開する予定で、多くのユーザーに買い物を楽しんでもらえるよう準備を進めている。




