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東京都と一般社団法人日本動画協会が運営するアニメ東京ステーションは、12月11日(木)に「アニメアーカイブビジョン2025」の第3弾として『今からのアニメ映像アーカイブ―映像・音・字幕―』シンポジウムを開催する。会場は東京都豊島区のアニメ東京ステーション特設会場14階で、受付は17時30分から始まり、18時から20時まで行われる。

このシンポジウムは、1917年に国産初のアニメーションが公開されて以来進化してきたアニメ映像アーカイブの過去と未来を俯瞰し、持続可能な保存と活用の仕組みを考察する内容である。映像・音声・字幕に加え制作資料も文化資産として重要視され、メディアや技術の変化に対応しつつ資金や人材の確保、権利処理の課題について議論が行われる。

登壇者には、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスの水戸遼平課長、株式会社エクサインターナショナルの橋本武志氏、株式会社クープの酒見弘人室長、ソニーPCLの吉岡顕氏、日本アニメーションの名取信一氏が名を連ねる。彼らは映像の技術コーディネートや保存・復元の最前線で活躍しており、アーカイブの全体像や保存戦略、人材育成、コスト面からの持続可能性をテーマに議論を深める。

参加は事前申込制で抽選により約50名を招待。申込期間は12月7日(日)23時59分までとなっている。入館料は無料で、アニメ東京ステーションは池袋駅から徒歩4分のアクセスにある。

この催しは、アニメの歴史的映像資料を未来に向けて持続可能な形で保存し、アニメ文化の魅力と産業の発展に寄与する重要な機会となる。東京都と日本動画協会が連携し、世界に向けた日本アニメの魅力発信にもつながる場として注目されている。

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