株式会社NeoRealXは、11月19日に開催された「ルミエール・ジャパン・アワード2025」でVR部門のグランプリを受賞した。受賞作品は11K解像度の「超高解像度で巡る 関東のパノラマVR」である。関東の自然や都市景観を360度の高精細映像で表現し、現地の空気感まで再現している。制作はパナソニックグループの8K超対応技術を用い、高品質な映像配信を実現した。
作品には山の稜線や紅葉、鋸山の石仏、川や海の細やかな動き、東京湾の船、東京駅の夕景など多様な景観が収められ、訪れたような実感を追求している。NeoRealXはXR技術とエンターテインメントを融合した「XRtainment」を掲げ、映像体験が人の心を動かし社会に波及する価値創造を目指している。今回の受賞は技術と理念の評価であり、今後も地域文化の継承や教育、防災など幅広い分野で新たな価値を創出する方針だ。
ルミエール・ジャパン・アワードは先進映像協会が主催し、国内外の先進的映像作品を評価する権威ある賞である。
