新しい未来のテレビ「ABEMA」は11月12日、「異世界アニメ アベマ総決算ランキング」を発表した。過去に配信された異世界ジャンルのアニメ作品を対象にシリーズ累計視聴数を集計し、異世界作品の人気を数値で振り返る企画である。
1位を獲得したのは、『転生したらスライムだった件』。同作はテレビアニメのほか、スピンオフ、映画、舞台化まで展開されたヒット作品で、異世界転生ものの代表格として知られている。2位には重厚な戦略描写が支持される『オーバーロード』、3位には勘違いと中二病を軸にした『陰の実力者になりたくて！』がランクインした。
「ABEMA」では11月12日を「いい異世界の日」として設定。現実世界の「1」と転生世界の「2」を語呂合わせに、異世界アニメ文化を祝う日として位置づけた。この日を記念し、ランキング上位作品を期間限定で全話無料配信している。
4位から9位には『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』『Re:ゼロから始める異世界生活』『この素晴らしい世界に祝福を！』『盾の勇者の成り上がり』『ソードアート・オンライン』が続き、異世界ファンにおなじみの人気タイトルがそろった。
また、ランキング発表を記念して各作品の無料配信が実施中だ。『オーバーロード』『陰の実力者になりたくて！』『無職転生』などのシリーズが期間限定で解放されている。さらに現在放送中の新作『野生のラスボスが現れた！』『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』の3作品を無料独占配信しており、話題を集めている。
ABEMAは「異世界アニメシリーズ累計視聴数ランキング」上位作を今後も順次再配信する方針を示しており、異世界アニメブームの勢いは当面続きそうだ。
