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県内8つのアートギャラリーが参加する「ART FAIR NAHA -The First Gathering-」が、11月21日から24日まで那覇市のホテル アンテルーム 那覇で開催される。会場は同ホテル2階のGALLERY 9.5 NAHAで、入場は無料。来場者は作品を鑑賞し、購入することもできる。

今回のフェアは、沖縄で増加しているアートスペースの動きを背景に、地元ギャラリー同士が一堂に会する初の試みである。企画は那覇市安里のKIYOKAWA GALLERYが担当し、アートファンとクリエイターの交流を生み出す場を目指す。

出展するのは、CURIOSITIES OKINAWA、gallery&cafe KINALI、平敷兼七ギャラリー、HONNO PARK、KIYOKAWA GALLERY、KUUHAKU、南城美術画廊、3+3 ART SPACEの8ギャラリー。それぞれが個性ある作家を紹介し、現代アートの多様な表現に触れられる構成となっている。

関連イベントも多数実施される。21日には報道関係者向け説明会とオープニングレセプション、23日には「アートを見ること・買うこと」をテーマにしたクロストーク、24日にはマジックパフォーマンスが予定されている。いずれも入場無料で、最新情報はホテルの公式サイトで随時発信される。

フェアのビジュアルデザインはアートディレクターの森田光則氏(VERYGOOD)が担当。8つの円を重ね合わせて各ギャラリーの共存と協働を象徴するグラフィックを制作した。統一感あるデザインは、多様性と地域アートの広がりを視覚的に表現している。

企画者の清川雅永氏は「ギャラリーに足を運ぶきっかけを作り、誰もが気軽にアートと出会える場にしたい」と語る。展示作品はすべて購入可能で、自宅やオフィスを彩る一枚を探す機会にもなるという。

ホテル アンテルーム 那覇は「変化するアート&カルチャーの今」を発信する拠点として2020年に開業した。全室ハーバービューの客室を備え、アートを通じた地域交流の場として注目されている。

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