株式会社ドワンゴは6日、国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」における「最優秀ボーカロイドカルチャー楽曲賞」の中間結果が発表されたと明らかにした。ランキングには『いますぐ輪廻』(なきそ)や『ダイダイダイダイダイキライ』(雨良 Amala)、『テレパシ』(DECO*27)などの注目作が名を連ねた。
同賞は、Billboard JAPANの「ニコニコ VOCALOID SONGS」およびドワンゴ主催の「The VOCALOID Collection(ボカコレ)」ランキングをもとにノミネート作品を選出している。集計対象は2025年1月27日から9月7日までで、動画の再生数、コメント数、いいね数などを基にした独自指標によって評価している。
「MUSIC AWARDS JAPAN」は、日本の音楽を世界に発信する目的で2025年に国内主要5団体が共同設立した国際音楽賞である。ボーカロイド文化賞はボーカロイド楽曲の創造性や芸術性を称える部門で、昨年は黒うさPの『千本桜』が1位を獲得した。
今回のノミネートには、ニコニコ動画の人気上位40曲に加え、ボカコレの冬・夏各大会のトップ3とルーキーランキング上位2曲が選ばれた。『花弁、それにまつわる音声』(あばらや)や『幕を下ろそう、パレードへ』(海茶)なども注目を集めている。
授賞式は2026年6月13日にTOYOTA ARENA TOKYOで開催される予定である。ボーカロイド文化がどのような作品を次代の代表作として選ぶのか、音楽ファンの関心が高まっている。
「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」公式サイト:https://www.musicawardsjapan.com/



