クリエイティブ・コレクティブ「FLOW」が、東京のデザインシーンを横断的に紹介する新たなプラットフォーム「tokyo design season | 季節」を10月31日にローンチした。同プラットフォームは、オンラインと出版の両軸から「今の東京デザイン」を発信することを目的としている。

オンライン版「tokyo design season」は、都内を中心に開催されるデザイン関連イベントの情報を集約するデータベースである。特徴は「タグシステム」を軸にした検索機能にあり、AIによる自動的な偏りを避けることで、利用者自身が関心の幅を広げやすい仕組みを採用している。β版では、2025年秋に行われる多様な展示や企画の情報を幅広く掲載している。

出版物「季節」では、デザイナーやクリエイターに限らず、街づくりや文化の担い手たちを取り上げ、デザインの背景にある思想やストーリーを掘り下げる。プレローンチ号「issue 00」はフリーペーパーとして発行され、東京を代表するデザインフェアのディレクターらによる対談などを収録。都内各所の会場で配布が予定されている。

FLOWは、編集者やデザイナー、クリエイターらが集まった集合体であり、分野の垣根を越えてデザインの可能性を拡張することを目指す。感性と思想、実践を横断するプロジェクトを展開し、日本から世界に新たな“流れ”を生み出す活動を続けている。

『tokyo design season』:https://tokyodesignseason.jp/

マネジメント力チェック