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大阪・心斎橋の大型商業施設「心斎橋PARCO」が2025年11月で開業5周年を迎える。節目を祝う周年企画「心斎橋PARCO 5th ANNIVERSARY」が11月14日から25日まで開かれる。テーマは「前兆」。新たな挑戦と変化の予感を街に届ける。

記念イベントは、館内全体を会場とした一夜限りのオープニングパーティーで幕を開ける。CIRCUS OSAKAと連携し、各フロアでDJが登場。17時から20時まで音と光が交錯する空間が広がる。期間中、6500円以上の購入者にはコラボイヤホンが先着で贈られる。

文化・アート企画も多彩だ。音楽メディアDOMMUNEが出張配信し、宇川直宏や山本精一が登壇。女優・宮﨑あおいによる特別写真展「これからのこと」では藤井保、箭内道彦と手を組み、撮り下ろし作品を展示する。さらに、藤原ヒロシが講師を務める特別講義「FRAGMENT UNIVERSITY」も大阪で初開講される。

過去と未来をつなぐ展示として「パルコを広告する 1969-2025 PARCO広告展」が登場。パルコの半世紀にわたる広告表現を振り返る。COSMIC LABによる「味園大宇宙展」では、大阪の伝説的空間「味園ユニバースビル」の歴史を体感できる。

ファッションやカルチャーの企画も見逃せない。VERDYによる限定ショップ「VERDY’S GIFT SHOP」、京都のギャラリーVOU/棒によるポップアップ、平野紗季子の番組「味な副音声」の公開収録など、多様なジャンルが交錯する。

また、大滝詠一レーベルの50周年展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』では、音と映像が融合した記念展示が展開される。11月には「BAD MORNING! CLUB」「MARZEL 5th ANNIVERSARY PARTY」など、関西カルチャーを象徴するイベントも続く。

心斎橋PARCOは「ファッションビルの枠を超え、モノとコト、日常とアートが交わる場」を掲げてきた。この5周年で、創造と出会いが新たに生まれる瞬間を発信する。館内では各ブランドの限定・先行商品も販売される予定だ。

周年ビジュアルは「風」を象徴に掲げたアートワークで構成。フォトグラファーのJoyceNGとレイナ・オガワ・クラークが制作し、モデルにはMona Kawasakiを起用。大阪の街の息づかいと変化の兆しを捉えた。

心斎橋PARCOは、これからの都市文化をリードする存在として、新たな時代の扉を開こうとしている。

特設サイト:https://shinsaibashi.parco.jp/page/5th-anniversary/

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