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大学生向け学習管理SNS「Penmark」を運営する株式会社ペンマーク(東京都目黒区)と、デジタルサイネージ広告を展開する株式会社エニアド(東京都文京区)は、全国のPenmark利用学生600人を対象に「2025年度版 Z世代広告調査レポート」を共同で実施した。調査の結果、Z世代が広告で共感を抱く要素として「ビジュアルと音楽」を重視する傾向が最も高いことが分かった。

調査では、「広告で共感できる要素は何か」という問いに対し、29.0%が「ビジュアル/音楽」と回答。「ストーリー性」が26.8%、「ユーモア/エンタメ性」が22.8%、「自分に近い出演者」が21.3%と続いた。視覚・聴覚への訴求が、Z世代の購買意欲やブランドへの共感を高める鍵であることが示された形だ。

Z世代はSNSや動画コンテンツに慣れ親しみ、多様なビジュアル表現と音楽に日常的に触れている。そのため広告にも高い感性を求める傾向があり、単なる情報伝達よりも「体験として楽しめる広告」が支持されている。短い動画や美しい映像に加え、トレンド音楽との組み合わせが、彼らの関心を引きつける決め手となっている。

一方で、質の高いビジュアルや音楽を制作するにはコストと専門技術が必要であり、広告主にとっては新たな課題となる。加えて、Z世代のトレンドは変化が速く、常に最新の感性を捉えたクリエイティブを継続的に提供することが求められる。効果測定の面でも、データを活用した戦略設計が不可欠とされる。

ペンマークは「学生の一生を豊かにする」を理念に、大学生活のデジタルトランスフォーメーションを推進する企業だ。エニアドとともに行った今回の調査は、Z世代と企業の新たな接点を模索する上で重要な示唆を与えるものとなった。

出典:Z世代広告調査レポート2025(ペンマーク・エニアド共同調査)

URL:https://corp.penmark.jp/news/20251024

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