株式会社コアミックス（東京都武蔵野市、代表取締役社長 堀江信彦）は、クリエイターのためのシェアラウンジ「CREATORS LOUNGE ZENON（クリエイターズ ラウンジ ゼノン）」を2025年10月17日に吉祥寺でオープンする。漫画やアート、創作活動を愛する人々の交流と創作を支援する新たな拠点として、作業や打合せ、展示など幅広い用途に対応する空間を提供する。
同施設のコンセプトは「創る人の、ひらめきが交わる場所」。漫画出版社であるコアミックスが企画・運営を手がけ、クリエイターの創造性を引き出す多様な利用スタイルを用意している。時間貸しや予約制を基本に、学生や一般の利用者も対象とする。営業時間は11時から20時で、定休日は火曜と年末年始である。
館内には個室ブースやテラス席、ビッグテーブルなどさまざまな座席エリアを備えている。液晶タブレット付きのプライベートルームや、打合せに最適な応接室などもあり、作業環境に応じて自由に選べる。フリードリンクとスナックが提供されるほか、有料のラーメン調理器を設置し、利用者が自由に袋麺を楽しめるユニークな試みも導入されている。無料Wi-Fiと電源も完備し、快適な創作空間を実現している。
2階には漫画原画やアート作品を展示できるアートエリアが設けられ、コアミックス所属作家や新鋭クリエイターによる展示が予定されている。店内には多数のアートブックをそろえ、TSUTAYAの選書担当者が厳選した内容で来場者の創作意欲を刺激する。加えて、漫画をモチーフにしたグッズや複製原稿などの販売も行う。
コアミックスは今後、漫画やアートをテーマにしたワークショップ、トークイベント、展示企画などを定期的に開催する方針だ。吉祥寺の新たな文化拠点として、創る人々と文化をつなぐ場としての役割を強め、地域とクリエイターを結ぶ発信地を目指すという。
