講談社は9月30日、「講談社メディアアワード2025」の受賞6企画、ファイナリスト4企画、NEW MEDIA CHALLENGE2企画を発表した。同日、「講談社メディアカンファレンス2025」特設サイトも公開された。
講談社メディアアワードは、広告主と講談社が共同で手がける“未来志向”の広告企画を顕彰するもので、6名の審査員による選考を経て受賞企画が決定した。KDDIの「au ARPU向上施策(モーニング)」、資生堂ジャパンの「IHADA×ビビサーチ拡大版(ViVi / NET ViVi)」、第一三共ヘルスケアの「ミノン全身保湿ミルク×ボンボンアカデミー」などが受賞した。また、株式会社フェリシモ、三井不動産、Red Bullの各企画も選出された。パートナーシップ賞には朝日放送テレビとBreakFastが選ばれた。
ファイナリストには日本コープ共済生活協同組合連合会、日本マクドナルド、プレナス、ユニバーサルミュージックの4社が選ばれた。さらに、未来志向の取り組みを評価するNEW MEDIA CHALLENGEには「ViVi 超ポジティブEXPO 2025 SPRING」と「長井かおりの大眉毛展」が選出された。いずれの企画も2024年7月から2025年6月の期間に実施された広告施策が対象である。詳細は特設サイトで確認できる。
審査員は、宣伝会議の谷口優氏、CHOCOLATE Inc.の市川晴華氏、アクセンチュアの太田郁子氏、電通Dentsu Lab Tokyoの越智一仁氏、FOX UNIONの国山ハセン氏、サニーサイドアップのリュウ・シーチャウ氏が務めた。
「講談社メディアカンファレンス2025」は10月30日に東京會舘で開催される。出版ビジネスの新たな価値創造を目的とし、「出版広告の再発明」を掲げた完全招待制のビジネスイベントである。今年のテーマは「Inspire Impossible Stories ヒトをつなげるメディアとコンテンツの力」。同イベントでは、過去を顕彰する「メディアアワード2025」、現在を繋げる「KMCビジネスハングアウト」、未来を語る「ミライトーク」の三つのプログラムを通して、出版と広告の可能性を探る構成になっている。
講談社は、このカンファレンスを通じて「物語の力が未来を創る」という理念を多くのパートナーと共有し、メディアとコンテンツの新しい在り方を提案していく考えだ。



