レノボ・ジャパンは9月24日、AIを活用した新型タブレット「Lenovo Yoga Tab」と「Lenovo Idea Tab Plus」を発表した。多様化する働き方や学習スタイルに合わせた製品で、両モデルとも9月26日に発売。
クリエイター向けの「Lenovo Yoga Tab」は、厚さ6.2ミリ、重量約458グラムの軽量ボディにSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、AI処理性能を大幅に強化した。手描きスケッチをデジタルアートへ変換する機能や音声のリアルタイム要約など、創作活動を支えるAIツールを備える。11.1型の高精細ディスプレイは色精度に優れ、映像制作やイラスト制作にも対応。ペン入力は紙に近い書き心地を実現し、最大12時間の動画再生にも耐える。価格は税込85,800円前後を予定している。
学習者向けの「Lenovo Idea Tab Plus」は、約530グラムの軽量設計で持ち運びやすく、12.1型の高輝度ディスプレイを備える。実用的なAI学習支援機能として、囲んだ範囲を即座に検索できる「かこって検索」や翻訳機能を搭載。メモ整理や作文に役立つ「Lenovo AI Notes」も利用できる。MediaTek Dimensity 6400を搭載し、学習アプリの操作を快適にする。バッテリーは13時間駆動し、急速充電にも対応。価格は128GBモデルが59,400円、256GBモデルが64,900円を予定している。
両モデルはAndroid 15を搭載し、複数回のOSアップデートや長期間のセキュリティ保証も提供される。レノボはAI対応デバイスの投入を通じて、クリエイティブと学習の体験を共に進化させる姿勢を打ち出した。



