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大手町・丸の内・有楽町エリアを舞台に、持続可能な社会を考える「大丸有SDGs映画祭2025」が9月29日から10月23日まで開催される。主催は三菱地所や日本経済新聞社などで構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会で、エリア全体を活用した取り組みの一環として実施される。

映画祭では戦後80年を背景に、東京大空襲を追ったドキュメンタリー「ペーパーシティ」や、観光と環境の関係を描いた「ラスト・ツーリスト」など長編9作品に加え、AI社会など未来をテーマにした短編4作品を上映する。丸ビルホールでのオープニング上映には、インド映画「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」が登場し、上映後にはアクサ生命保険CEO安渕聖司氏とモデルのエリーローズ氏が登壇するトークショーが予定されている。

会場は丸ビル「マルキューブ」をはじめとする大丸有エリア内5か所で、旧東京高速道路(KK線)を屋外会場として使った特別上映も行う。「聲の形」の無料上映は大丸有SDGs ACT5のダイバーシティイベント「E&Jフェス」と連動し、広く市民が参加できる企画となっている。

鑑賞チケットは原則1,000円で、障がい者手帳を持つ人とその付添者1名までは500円となる。さらにスタンプを集めるとエコグッズがもらえるキャンペーンも実施され、繰り返し使える竹製カトラリーセットなどが配布される。

大丸有SDGs ACT5は2020年に発足し、食や環境、ダイバーシティなど5つのテーマを掲げて活動してきた。同委員会は今回の映画祭を通じて、来場者が社会課題を身近に考え、日常の行動に活かすきっかけとなることを目指している。

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