株式会社フロンティアワークス(東京都豊島区、代表取締役社長・辻政英)と株式会社動楽(東京都港区、代表取締役CEO・三浦大輔)は、新アニメ制作レーベル「Animatica(アニマティカ)」を発表した。両社はこれまでアニメやモーションコミックの分野で制作実績を重ねてきたが、今回は従来の映像表現に改良を加えた新手法を用い、持続可能な制作体制の構築を目指す。
アニメ産業は世界的な人気を誇る一方で、制作費の高騰やクリエイター不足、長期化する制作スケジュールといった課題を抱えている。こうした背景を踏まえ、「Animatica」は原作コミックを基盤とするモーションコミックに独自の映像処理を導入。キャラクターの息づかいや間を効果的に表現することで、従来では難しかった感情の動きを描き出す。アニメの見やすさとマンガの迫力を両立させつつ、コストや制作期間を抑えることも可能だという。
新レーベルの第一弾として、『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』のリリースが決定した。本作は武論尊・原哲夫による原作をもとにしたスピンオフで、拳王軍に入隊した青年ノブが主人公となる。ブラック企業さながらに過酷な環境で奮闘する姿を描き、これまで脇役として扱われてきた“ザコ”たちを主役に据えた異色作である。
両社は今後も新技術の開発と表現の深化を進め、新たなアニメの可能性を提示していくとしている。



