クラスター株式会社は、メタバースプラットフォーム「cluster」上で、世界初となる“ふともも”を主役にしたバーチャルイベント「FUTOMOMO Fes.2025」を2025年8月1日より公開した。このイベントは、大阪・関西万博の公式プログラムの一環として、同年8月8日から29日まで万博会場の「ギャラリーWEST」で開催されるリアルイベント「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」と連動し、現実と仮想空間をつなぐ新たな体験を提供する。
「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」は、日本発祥の競技である競輪の魅力を、視覚・体験・歴史・社会貢献など多角的なアプローチで発信する展示イベントである。主催は公益財団法人JKA。巨大なふとももの造形展示や、競輪のスピードと迫力を体感できるイマーシブシアター「Dynamic! FUTOMOMO Theater」、実際の競輪レースを模した体験型ライド「Challenge! FUTOMOMO Ride」などが展開される。
バーチャル空間で展開される「FUTOMOMO Fes.2025」は、clusterクリエイタージョブズに所属する10名のクリエイターによって制作された。「FUTOMOMO Collection」では、ふとももをモチーフとしたファッションショーが展開され、「FUTOMOMO Museum」では学術的な視点からふとももの魅力に迫る展示が行われている。宇宙空間に設置された新しい競輪場「惑星バンク」では、バーチャルレース体験も可能だ。
このバーチャルイベントの最大の特徴は、実在のふとももを3Dスキャンし、それを主役に据えた点であり、これは世界初の試みとされている(クラスター社調べ)。視覚的・技術的にリアルな再現がなされており、単なる仮想表現にとどまらない“身体性”を軸とした没入体験を生み出している。
また、8月9日と23日には、万博会場とclusterを生中継でつなぐリアル×バーチャル連動イベントが実施される。イベントには、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」所属のジョー・力一氏と天宮こころ氏が登場し、競輪トークやスクワットチャレンジなど観客参加型のコンテンツが予定されている。
cluster内では、会場内ミッションをクリアすることで限定アクセサリーを獲得できるなど、リアルとバーチャルをまたいだ特典も用意されている。リアル会場を訪れることで得られるQRコードを通じ、cluster上で使用可能なアイテムが配布される仕組みも整っている。
「FUTOMOMO Fes.2025」および「ふとももEXPO」は、競輪という日本発の文化を、エンターテインメントと最新技術によって再構築し、多様な世代・国籍の来場者に向けて魅力を発信する取り組みである。イベントの詳細や最新情報は公式SNSなどを通じて順次公開される予定だ。


