株式会社MIXI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:木村弘毅)は、2025年7月19日と20日に大阪・関西万博EXPOメッセで開催される「デジタル学園祭2025」に出展する。主催は一般社団法人デジタル人材共創連盟で、経済産業省の提言に基づき、全国の中高生や若手クリエイターがデジタル技術や創造的才能を発表する初の全国規模イベントとして実施される。
MIXIは、かねてよりIT人材育成を目的に教育支援を行っており、全国情報教育コンテストやSTEM分野の体験プログラム「Girls Meet STEM」、高等教育機関とのプロジェクト型学習などに参画してきた。今回の出展も、次世代育成という同社の理念に基づくもので、「心もつながる」場と機会の創造というミッションとの親和性から実現した。
同社は会場内の企業ブースにおいて、スポーツ観戦を新たな交流の場へと変える体験型コンテンツ「MIXI SELFIE CAM」を展示する。このコンテンツは、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」のホームゲームで導入された「BOOSTER’S CAM」をベースに開発され、来場者がスマートフォンで撮影した映像をその場で投影し、観戦体験をコミュニケーションのきっかけに転換する試みである。
さらに、会話AIロボット「Romi」の新モデル「Romi(Lacatanモデル)」の展示も実施される。視覚機能と長期記憶機能を備えたこのモデルは、より自然で共感的な対話を可能にする次世代型ロボットで、現在販売予約受付中の製品である。来場者はその先行体験を通じ、AIが日常の対話にもたらす変化を実感できる。
ブース内ではこれらの展示に加え、MIXIの開発文化や働き方を紹介するパネル展示やキャリア紹介も実施され、学生や教育関係者に向けて、実社会における“働く”イメージを伝える内容となっている。
また、イベント内で開催される次世代テックアワード「S×PARK」では、MIXIの取締役・上級執行役員である村瀨龍馬氏が審査員を務め、7月21日にグランフロント大阪で行われる表彰式にも出席予定である。
村瀨氏は、AIが身近となった現代において、若者が技術を使いこなすだけでなく、創造力や感性を融合させて新しい価値を生み出すことの重要性を強調し、同万博がその第一歩になることへの期待を寄せている。
MIXIは今後も、「AI×Communication」というテーマのもと、技術と人とのつながりを深化させる取り組みを継続し、未来を担う世代の育成に注力していく方針である。
「デジタル学園祭2025」は、万博入場チケットがあれば追加申込なく参加可能で、MIXIの出展ブースは7月19日(土)12時~18時、20日(日)10時~18時に一般公開される。会場はEXPOメッセ「WASSE」。参加者は、技術と人との関係性の未来を、体験を通じて見つめ直す貴重な機会を得ることとなる。


