大阪駅直結の商業施設「ルクア大阪」(大阪市北区梅田)にて、2025年8月2日から9月11日まで、体験型展覧会『新!そういうことじゃないんだよ展』と『ありがたいことです展』が同時開催される。企画・演出を手がけるのは、シリーズ累計で50万人以上を動員してきたクリエイティブチーム「entaku」で、今回の展示はいずれも完全新作として披露される。
『新!そういうことじゃないんだよ展』は、日常で誰もが一度は感じたことのある「そういうことじゃないんだよ」というモヤモヤした気持ちをテーマにした体験型展示である。来場者の感情に訴えるシチュエーションを数多く用意し、ナビゲーターを務める公式キャラクター「ハハハ」と「エエエ」の案内のもと、『そういうことじゃないんだよ劇場』や『そういうことじゃないんだよ占い』といった会場限定の参加型コンテンツが展開される。昨年春に開催された前作からコンテンツを一新し、より深く共感を呼ぶ展示として構成されている。
一方の『ありがたいことです展』では、日常にひそむ「ありがたい瞬間」に光を当てる。日々の暮らしの中でふと感じる救われたような気持ちをテーマに、「マラソン中の赤信号」や「枕元のコンセント」、「ドライヤー中に話しかけない美容師」といったささやかながら心に残るシーンを展示。さらに、会場内には来場者が自ら発見できる「隠れありがたい」スポットも用意されており、体験を通じて感謝の気持ちを再発見することができる内容となっている。
会場はルクア大阪9階「LUCUAホール」で、営業時間は10時30分から20時30分まで(最終入場は19時30分)。入場料は税込み1,500円で、12歳以下は無料。また、障がい者割引も適用される。チケットは公式オンラインサイトで購入できるほか、当日券も会場の混雑状況により販売される可能性がある。
独自の視点で日常を切り取るentakuの世界観を、2つの展示を通じて一度に味わえるこの機会。感情を揺さぶる体験型展覧会として、今年の夏も注目を集めそうだ。