映像制作会社DOTS&LINEは、ハイスペック撮影機材のレンタルサービス「DOTS&LINE CAMERA SERVICE(ドッツアンドラインカメラサービス)」を本格的に開始する。これは、企画、撮影、編集、教育、開発といった同社が提供する次世代型ビジュアルコンテンツエコシステムの一部として、クリエイターの活動を全面的に支援し、コンテンツ価値の最大化を目指すものだ。
「DOTS&LINE CAMERA SERVICE」の概要
「DOTS&LINE CAMERA SERVICE」は、映像制作現場の多様なニーズに対応するため、厳選されたハイスペックなカメラ、レンズ、その他機材を提供するレンタルサービスである。最新テクノロジーの導入と専門的なサポートにより、現場のパフォーマンスを最大限に引き出す理想的な制作環境の実現に貢献する。
主な取り扱い機材としては、カメラでは「ARRI ALEXA 35」「ARRI ALEXA Mini」「ARRI ALEXA Mini LF」「SONY FX6」「SONY FX3」を、レンズでは「ARRI Master Anamorphic / Ultra 16」「Cooke Mini S4/i」「Tokina Vista Prime」などを揃えている。また、映画、MV、TV、SNSなど、各種制作形態に合わせた機材セットも提供可能である。
DOTS&LINEとの連携
DOTS&LINEは、企画から撮影、編集、そして教育・開発(LAB)まで、映像制作の全プロセスに対応可能なオールインワンソリューションを提供している。「DOTS&LINE CAMERA SERVICE」は、既存のプロダクション、スタジオ、LAB機能と連携し、各事業が相互にシナジーを生み出すことで、単なる機材レンタルに留まらない付加価値を提供する。
具体的には、撮影前の機材選定段階からプロダクションチームと連携し、編集ワークフロー効率化としてスタジオとの連携を図る。さらに、LAB機能で得られた最新の技術や知見を機材レンタルに活かすことが可能だ。
今後の展望
「DOTS&LINE CAMERA SERVICE」は今後、機材ラインナップの拡充、カメラテスト事業の推進、そして撮影補助機材や撮影技術の開発といったLAB機能との連携を強化していく方針だ。
DOTS&LINE STUDIOについて
DOTS&LINE STUDIOは、最先端の設備、技術、機材、クリエイターたちが集まり交流するスタジオである。拡大するコンテンツ産業で世界的に活躍する人材の育成、日本のコンテンツ産業そのものの発展を目指している。
このスタジオは、オフライン、オンライン編集、カラーグレーディング、MA、試写までのパイプラインをカバーし、最新の機材だけでなくAI生成や自動マスク生成など独自ツールの開発機能も保有している。また、最前線で活躍するプロフェッショナルやクリエイターが集まるコミュニティを形成し、相互フィードバックによるクリエイターへの投資、挑戦、成長を促進する。日本のコンテンツ産業に影響力を持つアライアンスパートナーが参画しており、株式会社stu、株式会社NHKエンタープライズ、KDDI株式会社、松竹株式会社、東急株式会社、株式会社ビットメディアによる共同事業として2024年4月に設立された。2024年11月には株式会社NHKテクノロジーズが参画し、現在は7社で事業運営を行っている。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000140800.html