企業ブランディングを手がける株式会社イマジナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関野吉記)は、IT・デジタルコンテンツ分野で知られる専門学校HAL東京において、学生向けの特別講演を実施した。講演では、今後の社会で求められるクリエイター像をテーマに、就職率100%(2024年度実績)という成果を誇る同校の学生たちに向け、実践的な視点や考え方を伝えた。
現代はAIやSNSの普及によって、誰もが発信者となる時代を迎えている。しかし、企業やブランドにとって、見た目の美しさや話題性だけでは人の心を動かすことが難しくなっている。こうした背景のもと、今回の講演では「本質を掴む力」の重要性に焦点が当てられた。マーケティング的な視点を持ち、受け手の無意識のニーズや言葉にされていない想いを読み解く力が、これからのクリエイターに不可欠であると語られた。
講演は単なる会社説明の枠を超え、「社会や企業が本当に求めるクリエイターとは何か」に迫る内容で展開された。学生たちは、将来のキャリア形成に必要な自己理解を深める時間として、自らの可能性と向き合う機会となった。イマジナは、クリエイターを「ただ依頼通りに制作する人」ではなく、「相手のまだ言語化されていない想いを形にする存在」と定義しており、そうした人材こそが、変化の時代を牽引するキーパーソンであると強調した。
また、同社では年間を通じてクリエイティブ職の採用を行っており、「誰かの一言を、行動に変えるクリエイティブをつくりたい」と願う若手人材を広く募集している。講演の最後には、教育機関や企業向けに実施しているブランディングやマーケティング、組織づくりに関する研修・講演の案内も行われ、若手育成に対する同社の姿勢が強く示された。
変化の激しい時代だからこそ、情報をただ発信するのではなく、本質を見極め、人の心を動かす「伝える力」が、これからのクリエイターには問われている。