AIとファッションが融合したデジタル映像展「NFFT2025_AW Neo-Heritage AI Fashion Movie展」が、2025年5月28日から6月1日まで、東京都港区の高輪ゲートウェイシティにて開催される。主催はスタジオディーオージー合同会社(東京都渋谷区、代表:木之村美穂)で、入場は無料。
本展は、AI技術を駆使したファッション映像作品を集めたもので、世界中から選ばれた34名のAIクリエイター(AIプロンプトディレクター/AIフィルムメーカー)が参加する。すべての映像は最新の生成AI技術によって制作され、1作品あたり2分以内のショートムービーとして展示される。今回のテーマは「Neo-Heritage(ネオヘリテージ)〜過去と未来をつなぐ〜」であり、AIを通して新たな視点で文化の継承と革新を試みる。
展示は、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2025(SSFF & ASIA 2025)の公式プログラム「Creator Meetup Project」の一環として行われ、高輪ゲートウェイシティ地下2階の「THE LINKPILLAR Hall A・B」で来場者を迎える。時間は日によって異なり、最終日は16時で終了する予定だ。
さらに、5月31日には渋谷・原宿の「BABY THE COFFEE BREW CLUB GALLERY ROOM」にて、AIクリエイターのミートアップ・レセプションパーティーが開催される。こちらは事前予約制で、SSFF & ASIA 2025やNFFT関係者、AIコミュニティメンバーが対象。参加費は無料だが、1人1ドリンクの注文が求められる。
NFFT(New Future AI Fashion Technology)は2022年に始まり、今回で9回目の開催となる。生成AIによる映像制作やファッション表現の可能性を世界に発信する場として、国内外の注目を集めている。
本展の開催にあたっては、株式会社TYO、Morphic, Inc.、豊島株式会社 VIRTUAL STANDARD、滋慶学園COMなどが協賛している。特にTYOは初期からNFFTに協力しており、広告映像分野での生成AI活用にも積極的だ。また、滋慶学園の学生による優秀作品も会場で上映される予定で、次世代のクリエイター育成にも貢献している。
生成AI時代におけるファッションと映像の最前線を体感できるこのイベントは、クリエイティブ業界のみならず一般来場者にも新たなインスピレーションを与える場となりそうだ。