人気イラストレーター・チェリ子による東京初の個展「CaptureD-C」が、2025年5月8日(木)から13日(火)までの6日間、渋谷ヒカリエ8階「8/CUBE」にて開催される。本展では、繊細な筆致と独自の世界観で注目を集めるチェリ子の最新作やライブドローイング、特別コラボ展示など、多彩な企画が展開される。
展示のテーマは「画を生みだす、瞬間を捉える」。初の作品集『チェリ子画集 Capture-C』に収録される描き下ろし作品を中心に、特殊な印刷技法で表現された16点のイラストを展示。さらに、制作過程がわかるラフスケッチやタイムラプス映像も公開され、作品の裏側を垣間見ることができる。
会期中はチェリ子自身が毎日在廊し、幅3メートル超の壁面や大型キャンバスなどに描き足していくライブドローイング形式のインスタレーションを展開。日々変化する展示空間が、来場者に“一期一会”の体験を提供する。
また、チェリ子がキャラクターデザインを手がける2025年7月放送予定のアニメ『うたごえはミルフィーユ』とのコラボ展示も実施。作中に登場する「手鞠沢高校アカペラ部」の6名を描いた描き下ろしイラストが披露され、アニメ放送に先駆けてキャラクターたちの魅力を堪能できる。
イベントも充実しており、5月8日には『うたごえはミルフィーユ』原作・脚本を務める山中拓也氏とのトークイベントを開催。制作の舞台裏やキャラクターへの想いを語る対談形式で進行する。さらに、9日には画集解説トーク、12日にはギャラリートークも予定されており、参加者はより深く作品世界に触れられる。
会場では、描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズや作品集の先行販売も実施。一定金額以上購入した来場者には、サイン対応やトークイベント参加券が配布される。
本展の開催にあたり、チェリ子は「大阪での初個展から約1年、こうして東京でも展示の機会をいただけたことを光栄に思います。開催期間中は、会場でお会いできるのを楽しみにしています」とコメントしている。
入場は無料で、アクセスも渋谷駅直結と好立地。ライブ感あふれる展示と、今しか見られない原画の数々。チェリ子の“今”を感じる貴重な6日間となりそうだ。