2023年12月6日(水)に、『手塚治虫語辞典』が発売される。
本書は、「鉄腕アトム」や「火の鳥」、「リボンの騎士」に「ブラック・ジャック」など、数多くの名作・人気作を世に送り出した「マンガの神様」こと手塚治虫の生涯と主要作品、関連人物や人気キャラクターなど、全470項目に渡る用語集と本物のコマ絵の数々から、手塚作品の魅力を再発見する人物辞典の決定版。
随所に、作品や手法を深掘りした「手塚治虫の特異点」と題したコラムや、現代につながるテクノロジーなどに焦点をあてたコラム「手塚治虫の現代性」を配し、手塚治虫について論じられることの多いトピックを網羅している。
さらに、巻末には著者の竹内オサム氏と手塚治虫長女・手塚るみ子氏の対談、および綴じ込み冊子では「手塚治虫クロニクル」と題し、「手塚と阪急沿線」「赤本マンガと雑誌連載」「劇画と悪書追放運動」「アニメーション制作」などの見出しから成る年代記を収録。
手塚治虫ファンのみならず、漫画好き読者、漫画に関わる仕事につくすべてのクリエイターにとって刺激をあたえる待望の一冊となっている。
©Tezuka Productions
【目次】
■本文 あ行~わ行
■≪手塚治虫の特異点≫を振り返るコラム(▼映画的手法▼ジャングル大帝▼新宝島▼ストーリーマンガ▼鉄腕アトム▼火の鳥▼ブラック・ジャック▼リボンの騎士)
■≪手塚治虫の現代性≫を探るキーワード(▼①リアルな未来予測▼②VR・ARの実現▼③世界戦争・人類の危機▼④戦後のサブカル文化に果たした役割▼⑤弱者の側に立つ視点▼⑥多様な性のあり方)
■綴じ込み冊子・手塚治虫クロニクル
■巻末対談・21世紀に継承される手塚マンガをめぐって 竹内オサム+手塚るみ子
【著者プロフィール】
竹内 オサム(たけうち・おさむ)
1951年、大阪府生まれ。大阪教育大学に入学後、マンガ研究を志す。卒業論文のテーマは「『鉄腕アトム』におけるアトム像の変遷」。75年同大学の大学院に進学、修士論文「手塚マンガにおける映画的手法の研究」で修士号を取得。大阪国際大学教授、同志社大学社会学部教授をへて、同志社大学名誉教授。児童文化とマンガの研究に従事、とりわけ手塚治虫マンガの研究をメインとする。著書に『手塚治虫論』(平凡社、1992)、『手塚治虫――アーチストになるな』(ミネルヴァ書房、2008)、『手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか「ストーリーマンガ」の展開』(ミネルヴァ書房、2021)』などがある。
【書籍概要】
書 名:手塚治虫語辞典
著 者:竹内 オサム
仕 様:A5判、274ページ
定 価:2,200円(税込)
発売日:2023年12月6日(水)
ISBN:978-4-416-61945-2
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誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/general/84148/
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001521.000012109.html