企業向けの教育研修事業と若年層向け就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、既卒者・第二新卒者・中退者向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」に登録する20代・30代のフリーターおよび未就業者に対して行った「正社員就職を意識したきっかけ」に関するアンケート結果を発表。

【調査概要】
調査名称:「正社員就職を意識したきっかけ」に関するアンケート調査
調査対象:当社サービスに登録した20代・30代のフリーターおよび未就業者
調査方法:Webアンケート
調査期間:2023年4月5日-2023年5月15日
回答者数:112名

1位「安定した収入やボーナスがほしいと思った」

「正社員就職を意識したきっかけとして、最も近いものを1つ選択してください」と質問したところ、1位「安定した収入やボーナスがほしいと思った」が42.0%、2位「親と話をした」が17.9%、3位「自身のスキルを高めたいと思った」が12.5%となった。

「就職活動を開始するまでの期間」は「1カ月以内」が1位

「上記で選択した『きっかけ』から、就職活動を開始(就活サイトに登録するなど)するまでの期間として、最も近いものを1つ選択してください」と質問したところ、1位「1カ月以内」が64.3%、2位「3か月以内」が13.4%、3位「半年以内」が10.7%となった。

今回の調査結果について、15年以上フリーターを含む若年層の就職支援に携わっている、当社執行役員の柳井田は、次のように述べている。

ジェイック執行役員カレッジ事業部長 柳井田 彰
15年以上若年層の就職支援、中堅・中小企業の採用支援に従事する中で、国家資格2級キャリアコンサルティング技能士も取得。採用コンサルティングやキャリア形成に関するセミナーにも数多く登壇。また現在は、AIを活用した面接練習アプリ「steach」の開発責任者も務める。

「『正社員就職を意識したきっかけ』について、『安定した収入やボーナスがほしいと思った』が1位になった理由は、昨今続く値上げや物価高の中で、アルバイトは正社員と比較すると、勤務日数により月収の差が出やすかったり、昇給に上限があり年収を上げづらかったりすることなどが考えられます。2位の『親と話をした』については、求職者から『心配してくれている両親を安心させたい』『将来どうするの?と言われて、向き合わなければと思った』といった声が寄せられており、親との関わりが正社員就職の1つのきっかけになっていると考えます。また『就職活動を開始するまでの期間』については、『1カ月以内』が過半数を占める結果となりました。既卒・フリーター向けの就職支援サービスの増加に伴い、ネットやSNSを通じて手軽に情報収集できるようになったことなどが要因と考えられます。就職活動を始めてみることで、興味のある分野や自分の強み等が見えてくることもありますので、正社員就職を意識し始めたら、そのタイミングで動き出すのが望ましいといえます。」

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000060461.html