ピクシブは、マンガ家デビューを目指すクリエイターと、出版社の編集者の方が繋がる新サービス「pixivコミックインディーズ」のβ版を、2022年9月29日より提供開始。pixivに投稿したマンガが編集者の目に留まり、商業作品として販売に至ることは以前からあったが、これまで以上にクリエイターのがプロの漫画家としてデビューするきっかけを提供できるサービスとなっている。

pixivコミックインディーズの仕組み

pixivコミックインディーズは、pixivに投稿したマンガ作品を、投稿者自身がpixivコミックインディーズに掲載することで、デビューの意思をアピール可能に。提携出版社の編集者に作品を見てもらうことで、デビューへのチャンスが掴める。編集者は、サービスを通じてクリエイターへ「スカウト」を送信することができ、スカウトが受託されればクリエイターと直接連絡を取り合い、デビューに向けたやり取りを開始できる。

本サービスを通じてデビューが決まったクリエイターへは、支援金補助などのデビューまでの活動を支援するプログラムを受けることができるそうだ。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000035885.html

また、同社が運営するイラスト、マンガ、小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv」の有料リクエスト機能が、2022年9月30日(金)にサービス開始から2周年を迎えたことを記念し、クリエイターとファンの交流に関するデータや、これまでのサービスの成長を振り返るインフォグラフィックを公開。

これによると、サービス開始からこれまでの2年間で、送られたリクエストの数は10万件を超え、利用ユーザー数(クリエイターとファンの総数)は9万6千人を突破。

うち、クリエイターの22%、ファンの27%が日本国外からのユーザーとなっております。またクリエイターにメッセージが送れる「ファンレター」機能を通じて、リクエストで完成した作品の48%※に感謝の言葉が届いている。 ※2022年5月のファンレター機能リリース以降の、完成したリクエストに対する比率

リクエストやファンレターの内容は自動翻訳されるようになっており、国境や言語の壁を越えて「好き」の気持ちがやりとりされていることが分かる。また、pixiv上で公開されたリクエスト作品は、これまでに累計7億回以上閲覧され、6500万回以上ブックマークされているそうだ。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000035885.html