ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、全国の20~59歳1,000名を対象に実施した「利用実態調査 音楽アプリ編」の結果を発表した。

調査概要
・利用実態調査 音楽アプリ編
・調査方法:全国 20~59歳を対象としたインターネットリサーチ
・調査期間:2022年9月1日(木)~2022年9月5日(月)
・有効回答数:1,000名 ※人口構成に合わせたクォーターサンプリングを実施

人気音楽アプリの認知・利用状況は?

全国の20~59歳の1,000人に聞いた音楽アプリの浸透状況についてみてみると、認知率上位3アプリはSpotify、YouTube Music、Amazon Musicという結果に。認知率はSpotifyとYouTube Musicで35%台、Amazon Musicで25.5%、利用経験率は最も高いSpotifyで15.0%、その他で10%前後となっている。上位3アプリはいずれも利用経験者の約9割が現在も利用をしており、利用以降の離脱が少ない構造となっていることが伺える。

人気音楽アプリの契約形態は?

認知率上位3アプリの契約形態は、「Spotify」で無料74.7%、有料25.3%、「YouTube Music」で無料71.0%、有料29.0%、「Amazon Music」で無料44.3%、有料55.7%という結果に。
最も有料会員の割合の高かった「Amazon Music」でも半数近くが無料会員となっており、音楽アプリ全体の無料会員が多いことが伺える。

音楽アプリで聞いているジャンルTOP10は?

音楽アプリで聞いているジャンルは、上位から「Jポップ」61.3%、「ポップス(その他)」37.8%、「ロック」36.7%、「アニメ・ゲーム」24.6%が続いている。聞かれている音楽ジャンルではJポップがその他ジャンルを大きく引き離していることがわかる。

音楽アプリの重視点TOP10は?

音楽アプリの重視点は、上位から「収録楽曲数が多いこと」45.3%、「操作がしやすいこと」40.1%、「価格が安い/無料であること」39.8%、「収録音楽のジャンルが豊富なこと」29.0%という結果に。
重視点には楽曲の数・ジャンル、アプリの操作性・機能、価格等の項目が上位に挙がる結果となった。

音楽アプリを利用しなくなった理由TOP10は?

なんらかの音楽アプリを利用しなくなった理由について最も高いのは、「他の音楽アプリに利用を切り替えたから」19.3%だった。次いで「料金が高かったから」18.6%、「聞きたいアーティストの曲がなかったから」「トライアル利用期間が終わったから」各17.9%と続いている。

今回は音楽アプリの利用実態を調査しました。利用状況では最も認知率の高いSpotifyでも35%と6割以上の人に知られていない現状が明らかとなりました。また利用者の内訳においてもいずれのアプリの無料会員の割合は高いことも明らかとなった。今後更なる音楽アプリのサービス拡大を考えるうえでは、世代別の利用状況の調査などの深堀りを行い次なる一手を考えてみるのも良いかもしれない。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000060722.html