クリーク・アンド・リバー社には85,000名以上のクリエイターが登録しています。
映像、ゲーム、Web、広告を中心としたクリエイティブ業界の派遣先で、多様なコンテンツの制作に携わっています。

今回は多様な働き方をしているクリーク・アンド・リバー社の登録クリエイターの中でも、派遣でお仕事をされているクリエイターの雇用についてご紹介していきます。

クリエイターの在籍期間

まずはクリーク・アンド・リバー社スタッフとして派遣就業しているクリエイターの雇用期間について、ご紹介します。(2021/3/31時点)

一般社団法人日本人材派遣協会が公開している「2019年度派遣社員WEBアンケート調査」によれば、現在の派遣会社での通算雇用期間を「1年未満」と回答している人が43%いるところ、クリーク・アンド・リバー社ではおよそ32%と、全体に対して少ない割合となっています。

クリーク・アンド・リバー社では働いているスタッフの5人に1人が3年間の契約を全うしています。その後の正社員登用もクリーク・アンド・リバー社ではご本人の希望を聞いて、働きかけています。

クリエイターの年齢構成

次にクリーク・アンド・リバー社スタッフとして派遣就業しているクリエイターの年齢構成をご紹介します。(2021/3/31時点)

クリエイターの年齢構成
クリーク・アンド・リバー社調べ(2021/3/31時点)

20代の若手スタッフが最も多く、全体の約40%を占めています。
これは業界でキャリアアップを目指す若手クリエイターへの支援として、分野ごとに独自の育成プログラムを提供している影響もあるでしょう。各業界で役立つ知識やスキルを獲得して頂き、就業に繋げていくプログラムとなっています。
各業界の育成プログラムについては、特設ページをチェックしてみてください。

  • 映像・テレビ業界でキャリアアップを目指すならこちら>>
  • ゲーム業界でキャリアアップを目指すならこちら>>
  • Web業界でキャリアアップを目指すならこちら>>

一方、4人に1人は40代・50代の経験豊富なスタッフとなっており、幅広いスキル層のクリエイターの方がご活躍されています。

クリーク・アンド・リバー社には、クリエイターが活躍する分野ごとに専任のエージェントがいます。業界に精通したエージェントが一人ひとりのクリエイターと向き合い、実現したいライフプランや保有スキルに合った求人をご紹介できるよう努めています。

コロナ禍での対応

昨年から新型コロナウイルス感染症の拡大防止の措置がとられていくなかで、私たちの仕事を取り巻く環境は大きく変わりました。もちろん、派遣先各社でお仕事をして頂いているクリエイターも例外ではありません。

クリーク・アンド・リバー社では、契約満了やご自身の事情で退職された方を除く97%のスタッフを継続雇用。そのうち約7割のスタッフは働き方をリモートワークに切り替え、普段の業務を継続頂きました。

業務内容からリモートワークが難しい方には手当を支給するなど、生活を守るための様々な措置がとられました。

データの背景にある私たちの想い。

ここまでクリーク・アンド・リバー社で派遣スタッフとしてお仕事をしているクリエイターの雇用についてご紹介してきました。
これらのデータの背景には、「クリエイターの生涯価値の向上」という私たちのミッション、理念があります。

2021年の年頭、クリーク・アンド・リバー社の社員一同のもとにこんなメールが届きました。

あけましておめでとう。

昨年は、創業30周年の記念の年となるはずでした。しかし、年初に更なる飛躍を決意した矢先、新型コロナウイルスが発生。しだいに猛威を振るいはじめ、命の危険さえ感じるようになりました。

メールの送り主はクリーク・アンド・リバー社を創業した、代表取締役社長の井川さんです。

悲観にくれる時間はなく、4,000人の社員の生活を、そして健康をどう守るか。前例のない初めての出来事に明快な答えなどなく、社員総出で考え気づいたことを一つ一つ猛スピードでやっていくしかありませんでした。

社内にCOVID-19対策本部を立ち上げ、社員みんなの健康状態を日々把握。コロナ解雇、内定取り消しなどの報道が続くなか、新卒内定者はもちろん自宅待機の派遣社員の皆さんの雇用・給料は保障することを、メールとビデオレターで全員に告知。仕事も自宅でできるようにネット環境を急ピッチで進め、1.5カ月後には、当社社内では、ほぼ全員がリモートワークで仕事ができるようになりました。

コロナ以前のクリーク・アンド・リバー社は出社が基本で、リモートワークはほとんどの社員が未経験。ゆえに多少の不便が生じることはありましたが、試行錯誤を繰り返していく中で現場の社員の手が止まることはなかったように思います。

それはみんなどこかで「働く環境が変わっても、やることは同じ」と理解していたからではないでしょうか。クリエイターは良いクリエイティブをいつもと同じように提供するために、エージェントはそんなクリエイターの生活を守るために。

昨年のパンデミックは絶望しか感じえませんでしたが、今は希望へと変わっています。コロナという大きなインパクトがあったことにより、事業部の枠、グループ会社の垣根を越えて、みんなが心を一つにして壁を乗り越えるDNAが育まれたからです。景色は変わっても、働き方が変わっても、みんなで助け合う相互扶助の精神は、組織力を一段と高めます。
そしてその根底に「プロフェッショナルの生涯価値の向上」、「クライアントの価値創造への貢献」の二大ミッションがあれば、C&Rグループは10年、50年、100年経っても成長し続けることができると確信できました。

私たちはこれからも、社会におけるクリエイターの活躍を促し、支えていきます。
雇用という仕組みを通して、一人でも多くのクリエイターとつながり、仲間として迎えることが私たちの願いだからです。

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