「自分には才能がないのかもしれない。」そう思い込みながら働いているクリエイターは少なくありません。ですが、本当に変えるべきなのは、自分ではなく”環境”だったというケースもあります。
今回は、グラフィックデザイナーとして働いていた鈴木さん(27歳)のエピソードをご紹介します。
評価されない毎日が、自信をなくしていた
制作会社へ入社して4年。毎日デザインを作り続けていましたが、企画会議では提案が採用されることはほとんどありませんでした。
「もっとシンプルに。」「無難なデザインにして。」
そんなフィードバックを受けることが増え、自分らしい表現をする機会も減っていきます。いつしか、「自分はセンスがない」と思うようになっていました。
別の場所では、自分の強みが評価された
転機になったのは、知人に誘われて参加したデザインイベントでした。交流会でポートフォリオを見せると、初対面のクリエイターから、「この発想、すごく面白いですね。」と声を掛けられました。会社では評価されなかった提案が、外では高く評価されたことに驚いたそうです。その後、複数の会社とカジュアル面談を重ねる中で、「会社によって求められるクリエイティブはまったく違う」ことを知ります。
半年後、企画段階からデザイナーが参加する制作会社へ転職。今ではアイデア出しから携わり、自分らしいデザインを提案できるようになりました。
「あの頃は、自分を変えようとしていました。でも、本当に必要だったのは、自分を活かせる場所を見つけることだったんです。」
「環境との相性」もキャリアの大切な要素
能力がないのではなく、その職場で活かしきれていないだけ。そんなことは決して珍しくありません。もし今、「頑張っているのに評価されない」と感じるなら、一度外の世界を見てみることも、新しい可能性につながるかもしれません。



