デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が強くいわれ、どの企業もシステムの刷新や意識の切り替えが迫られています。
そんな中、クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)では、セールスフォース ・ドットコムが提供するCRMツール「Salesforce Marketing Cloud(SMC)」を活用できるマーケティング人材の育成に力を入れています。

Salesforce人材育成プロジェクトメンバーにお話を聞く本企画。
後編では、広告制作からデジタルマーケティングの世界に飛び込んだ二宮侑紀さんに、転職した理由や現在の仕事の様子を伺いました。

二宮 侑紀(にのみや ゆうき)
デジタルコミュニケーショングループ ディビジョン5所属。
2020年、コロナ禍での転職活動を経て入社。前職ではマンガを使った広告の制作に携わっていた。入社後は、マーケティングやSMCの基本の勉強をしつつ、求人サイトのPM、インタビューコンテンツ制作、共催ウェビナーの企画、運営など、幅広い業務に取り組んでいる。

「制作系からキャリアチェンジするケースもよくある」と言われて

──C&R社のSalesforceチームにジョインされて、そろそろ半年ということですが、仕事にはもう慣れましたか。

毎日、発見や気づきがあって、楽しく過ごしています。まだ知識が足りないので、「なんだか知らない言葉が飛び交っている!」という状態ではありますが、専門的知識を持ったメンバーに教えてもらいながら、徐々にステップアップをしています。
知らないことが山ほどあるという意味では、プレッシャーもありますが、その負荷をポジティブに受け止め、充実した毎日を送れています。

──転職して正解でしたね。転職先としてマーケティングの仕事を探していたのですか。

インタビュイー/クリーク・アンド・リバー社二宮いいえ。転職活動を始めたときには、マーケティングの仕事は考えていませんでした。もともとマンガ広告制作のディレクションをしていたのですが、ジャンルの市場規模には限界があると感じていました。もう少し幅広いジャンルに携わる方が未来が開けると考え、広告やWeb制作のディレクションの仕事を探してたんです。

C&R社のサイトにあったWebディレクターの求人に応募したのですが、コロナの影響で急遽採用がストップしてしまい、その際に紹介されたのが現在の仕事です。最初はマーケティングと聞いて、私ができる仕事ではないと断ったのですが、「制作系の方がキャリアチェンジされるケースもよくありますよ」と言われて、前向きに考えてみることにしました。

CRMを軸に、経営課題にコミットする提案を

──そこでマーケティングの仕事との出会いがあったのですね。転職を決心された決め手は?

マンガ広告はコンテンツとしての魅力や底力には無限の可能性があるものの、市場の広がりに不安がありました。そのためデジタルマーケティングという領域の将来的な市場の広さは魅力に感じました。
また、広告の制作は、いくつもの経営判断を経た後の最終的なアウトプットの部分を担当するものでしたが、できればお客さまの経営課題からコミットしたいという希望も持っていました。

育成チームを立ち上げた三上から「Salesforceを使ってお客さまのデータを扱うことで、広告やクリエイティブの制作だけではない、より上流の提案ができる」という話を聞いたときには、俄然興味が湧きました。
自分にできるか…という不安はありましたが、仕事内容を詳しく聞いてみると、それまで広告制作でやってきたこともマーケティングの考え方に似たところがあり、マーケティング業務を行うにあたって土台になるものはすでに備わっていると思い、決心がつきました。
インタビュイー/クリーク・アンド・リバー社二宮
──これまでに携わったお仕事では、転職前の課題は解決できましたか。

まだ半年ですから、それほど多くのことはできていませんが、解決できそうな見通しはあります。
現在、求人情報サイトのPMとして登録人材の増加に向けて企画や施策を打ち出していますが、事業全体の方針として「そのサイトがどうあるべきか」をお客さまと一緒に考えていくことができています。

また、転職前には、より上流での提案をしたいという希望があったとはいえ、「上流」とは何なのかぼんやりしていました。ですがSalesforceのMarcketing Cloudや、Salesforce認定メールスペシャリストの資格取得のための勉強を通して、顧客の管理をしっかりしてCRMの策を考えるという軸ができました。
上流の提案の中でもどんなスペシャリティを持つのか、その見通しができてきました。

スタートアップの刺激を楽しみながら

──この先が楽しみですね。チームのメンバーやムードはいかがですか。

チームには、以前からデジタルマーケティングに携わっていた人、広告の運用を長く担ってきた人など、様々な人材がいるので、協力しあうことで自然と勉強になっています。
また、ジョインして担当した最初の仕事は、部署のサービス資料をつくることでした。まだそうした基本資料がなかったのですね。チームづくりから参加できることはとても楽しいです。
現在も、企画をフォーマット化してまとめるという作業をよく担当します。前職で営業プランニングを担当してきた経験が評価されたもので、それぞれの経験や専門性を持ち寄って、提案や企画を進めている雰囲気がいいですね。
インタビュイー/クリーク・アンド・リバー社二宮
──チームをつくりあげていくことがお好きなんですね。

はい。前職でもサイトサービスの立ち上げに携わったことがあり、「スタートアップ感」がとても好きなのです。
実は転職活動でも、スタートアップの求人を探していた時期があります。プロジェクト単位のもの、会社自体が立ち上げたばかりのところ、いろいろありましたが、面白さはあっても、転職して飛び込むには、安定面で不安のあるところが多かったと思います。
その点C&R社なら、会社としての規模の大きさと安定感がある中で、今後どんどん伸びていく分野でスタートアップの刺激を楽しめるという利点がありました。

──C&R社の規模という点では、入社後にも何かメリットは感じていますか。

チーム外にも、力を借りることのできる人材がたくさんいることです。
画像の修正、動画制作、SNS施策など、案件を進める中で、自分ではわからなかったり、不得意だったりすることが出てきたときに、相談できる人がたくさんいます。これは、C&R社に所属する人材や業務の多様さのおかげだと思います。

インタビュー・テキスト:あんどう ちよ/撮影:SYN.PRODUCT/企画・編集:澤田 萌里(CREATIVE VILLAGE編集部)

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