auコマース&ライフ株式会社は、総合ショッピングモール「au Wowma!」(※)を運営していたKDDIコマースフォワード株式会社とプレミアム・タイムセールサイト「LUXA」を運営していた株式会社LUXAが合併し2019年4月1日より新しくスタートしました。
UIデザイナーとして、KDDIコマースフォワード設立後2カ月のタイミングで入社した與儀さんは「組織拡大のスピードが凄まじくてワクワクする」、その約1年半後に入社した土持さんは、「裁量があり、自由な雰囲気がありながらも、労働環境・制度が整っていて働きやすい」と大満足。
au Wowma!事業開始から3期目とフレッシュな環境で、初めてUIデザイナーとしてキャリアを踏み出した二人のキャリアストーリーとは?
※2019年7月25日、「Wowma!」は「au Wowma!」へ名称変更しました。

auコマース&ライフ株式会社 UIデザイナー 與儀越子(よぎ・えつこ)(写真右)
制作会社でウェブデザインや誌面デザインを1年経験した後、ファッションECサイトの運営会社に4年半勤め、グラフィックデザインを中心に特集の企画から撮影ディレクションまで幅広く経験。2017年2月にKDDIコマースフォワード株式会社へ入社。(現:auコマース&ライフ株式会社) 総合ショッピングモール「au Wowma!」で、特集ページのグラフィックデザインを経て、現在はUIデザインを手がける。

auコマース&ライフ株式会社 UIデザイナー 土持美春(つちもち・みはる)(写真左)
制作会社で4年半ほどデザイナーとしての経験を積んだ後、ECサイトを運営するベンチャー企業の立ち上げに参画。その後も数社のECサイト運営会社に携わり、ウェブデザインやUI改善、アプリのデザインなどを経験。2018年8月にKDDIコマースフォワード株式会社(現:auコマース&ライフ)へ入社。総合ショッピングモール「au Wowma!」で、UIデザインを手がける。

キャリアアップに選んだステージは創業間もない成長拡大真っ只中の大手ベンチャー

――まずは前職についてと転職の経緯について伺います。與儀さんはなぜ転職しようと思われましたか?

與儀 前職では、若年層の女性向けファッションECサイトのデザイナーとして大型の企画を殆ど担当し、企画の立案からデザイン、撮影ディレクション、効果分析までを一通り経験しました。関わるうちにECサイトのおもしろさに惹かれていったのですが、その上で自分のキャリアを考えた際に、ECサイトの中でも自分と同じ若年層の女性向けというジャンルだけでなく、多種多様なジャンルに対応できるデザイナーになりたいと考えたことが、転職の大きなきっかけです。

そのタイミングで、前職でお世話になった上司が当社に在籍しており、声をかけていただきました。「このまま同じジャンルでキャリアを積み上げていくべきか悩んでいる」と相談したところ、「近いうちにショッピングモールサイトを立ち上げるから、もしよかったら一緒にやらないか」とお誘いいただき、非常に興味を持ちました。前身のKDDIコマースフォワードが設立したのは2016年12月で、私が入社したのはそのふた月後。これから組織やサイトを如何様にもつくっていけるという自由度と、サイトが今後大きく育っていくことへの期待感にワクワクし、入社を決めました。

――土持さんはどのようなきっかけで転職されたんですか?

土持 ECサイトのUIデザインに携わりたいと考え、当社を選びました。

私は、新卒で勤めた制作会社以降は、数社ECの事業会社で働いてきました。
ECにこだわっているのは、もともと買い物好きということもあり、普段からいろいろなサイトを回遊してそれぞれの特徴や魅力について考えることが多いため、
その考えを仕事に結び付けたいという思いからです。
またECを通して生活が便利になるという点が、人の役にたっていると実感しやすいのが自分の中で大きな魅力になっています。

これまで主にLP制作などグラフィックデザインやサイトリニューアルを手がけてきましたが、過去にファッションECアプリでUIデザインを一から制作する業務や、ABテストなどのUI改善を経験したことがあります。
それがきっかけでUIデザインに興味を持ち、もっとUIに集中できる環境を求めて転職を決めました。

当社にはWebグラフィックデザイナーとして入社したのですが、当時の社内はUIとグラフィックを明確に分けておらず、デザイナーはサイトデザイン全体を手がけているような感じでした。
そのため、経験の少ないUIと、今までの経験を活かせるグラフィックのデザインと両方関われるのを魅力に感じ、当社に決めました。

駆け出しのUIデザイナーとして悩み、試行錯誤しながらステップアップ

――與儀さんは 前職でUIデザインの経験はありましたか?

與儀 いいえ。入社後1年ほどは、サイト内の特集ページのグラフィックデザインを手掛けていました。その後、今後のキャリアとして、グラフィックとUIデザインのどちらの方向に進むのか進路の選択を求められました。
それで、スキルの幅を広げることが今後の自分のためになると考え、それまで未知の領域だったUIデザインでキャリアを積み重ねようと決めました。

――グラフィックとUIでは同じデザインでも概念が全く違いますが、與儀さんはそのギャップに対してどんな気づきを得たのでしょう?

與儀 グラフィックではシズル感や煽り感などでビジュアルにインパクトを持たせて、ユーザーにクリックしていただくという集客を意識してデザインをしていました。しかしUIでは、ユーザーインサイトから、サイト内の導線をスムーズすることを念頭に、操作性を向上させるためのデザインを考えるという、思考法がこれまでとは全く変わりました。

最初は分からないことはとにかく調べて、時には周りに指導を請うなど、今までとは根本的に違うUIデザインを理解するためひたすら勉強の日々でした。今ではUIリニューアルの担当も任せてもらえるようになり、手応えを感じつつあります。

――土持さんは入社後どのようにUIデザインの知見を深めていったのでしょうか?

土持 私も與儀と同様で、直感に訴求するデザインから論理的なデザインにシフトするという点は自分の中でも大きなインパクトでした。エンジニアや先輩デザイナーの指導も受けながら学んでいっている最中です。
2018年の秋よりau Wowma!独自のECに最適化したUIデザインガイドラインを作る動きがあり、私は主にアイコン制作を担当しました。

アイコンの形を作る上で、ルールや論理的な設計から制作をすることができ、大きな手応えを感じました。
特に女性から可愛い、サイトの印象が変わったと評判が良く「アイコン一つで世界観をつくれるのか」と実感し、UIデザインに対する自信がつきました。

何気ない一言が社内制度改善に。柔軟性に富んだ社風のもと自分たちの手で満足度の高い労働環境を作るという「もう一つの醍醐味」

――サイト改修が継続中ということは、今まさにアイデアをカタチにしやすいチャンスですね!

與儀 私はルーティン業務のほかに独自の取り組みとして、有志で集まり商品詳細ページの改善活動を行っています。実は、この活動は休憩中に仲のいいメンバー内での雑談から生まれたものなんです。
さらに具体化させようと企画し、ペルソナを考えてカスタマージャーニーマップをつくり、ユーザーが迷うポイントや欲している情報などをディスカッションしています。
メンバーは異なる部署から8人ほどが集まり結成しました。職種の違いから出る多様な意見が、au Wowma!の改善に有意義なものとなるよう、皆真剣に取り組んでいます。

こういった動きができるようになってきたのは、開発できるメンバーや実装できるメンバーなど、さまざまなスキルを持ったメンバーが増えたからだと感じています。
私が入社したころは社内にエンジニアは今のように多くはいませんでした。

――土持さんはご自身のアイデアがカタチになったなどのエピソードはありますか?

土持 私は、業務を進める上でやりづらいと思うことや無駄だと感じることがあり、上司に相談したところ、社内の業務プロセスの見直しとルール制定について検討する会議が発足されました。ちょっと軽い気持ちでの発言だったのですが(笑)、本格的にプロジェクトとして動き出したので驚きました。担当範囲によって、違いはあるもののこういう社員の意見に柔軟に対応するところが良い会社だなと感じています。

――自身も、そして会社もまさに成長拡大のフェーズにいる中で、互いの進化を感じられる環境ってなかなかないと思います。
勢いと躍動感にあふれた御社で、これからどのように成長していきたいですか?

與儀 私はまだまだ駆け出しなので、UIデザイナーとしてきっちりと仕事を任せてもらえるようになりたいですね。與儀に頼めばいいものを出してもらえると思われるような、信頼されるデザイナーになりたいです。

土持 私も、まずはUIデザインのスキルを伸ばしたいというのが直近の目標です。将来的にやりたいと思っているのは、ブランディングに関わるところ。UIもその一部だとは思いますが、サイト全体の世界観や体験づくりにも携わりたいと思っています。

会社プロフィール


2019年4月1日、KDDIコマースフォワードとルクサの2社が合併し、auコマース&ライフが設立されました。KDDIコマースフォワードは、ディー・エヌ・エーが創業事業として続けてきたEC事業をKDDIに譲渡する形で2016年12月に誕生。ルクサはビズリーチの新規事業として2010年に事業を開始し、2015年4月にKDDIの連結子会社になりました。以来、KDDIコマースフォワードとルクサの2社は、ともにKDDIグループとしてコマース事業を行ってきました。

KDDIの事業ビジョンである「通信とライフデザインの融合」の実現に向けて誕生したauコマース&ライフは、モノとコト消費を総合的に提供するEC事業者として、多様なコマースでお客さま・店舗さまに新しい体験価値を提供し、お客さまの生活を豊かにしていきます。

■ 社名  :auコマース&ライフ株式会社
■ 所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21 渋谷キャスト
■ 設立  :2010年10月18日
■ 代表者 :代表取締役社長 八津川 博史
■ 事業内容:総合ショッピングサイト「au Wowma!」の企画・運営ほか
■ URL:https://www.au-cl.co.jp/

インタビュー・テキスト: 三ツ井 香菜(YOSCA)/撮影:TAKASHI KISHINAMI/編集:岩淵留美子(CREATIVEVILLAGE編集部)