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iPhoneでVR動画を観る、撮影、編集するために必要なもの&おすすめのアプリは?

2018/06/26 VR・AR・MR

VRは、専用のゴーグルを使って楽しむイメージが強いのではないでしょうか。実際は、さまざまな方法で視聴することが可能です。もちろん、iPhoneでも多数のVR動画を楽しむことができます。さらに、視聴だけではなく撮影や編集もできるのです。以下で、iPhoneでVRを満喫できるおすすめのアプリなどを紹介します。

iPhoneでのVR動画の見方&必要なもの

ひとことでVRといっても、iPhoneを含むスマートフォンでの視聴には、大きく分けて2つのタイプがあります。「360度動画」タイプと「立体的なVR動画」タイプです。

360度動画タイプ

「360度動画」タイプでは、画面の左右方向に自由にスクロールして静止画・動画を楽しめます。例えると、パノラマ写真がよりリアルになったものと言えるでしょう。視聴にはiPhoneだけあればよく、ゴーグル等が不要な手軽さが特徴のひとつです。また、VRコンテンツを視聴していて、乗り物酔い的な症状になる「VR酔い」の心配もありません。そのため、子どもを対象にしたVRコンテンツでは、このタイプが推奨されています。

立体的なVR動画タイプ

もう一方の「立体的なVR動画」では、VR本来の立体的なイメージが最大の特徴です。そのために頭部にVR用ゴーグルを装着する必要があり、それぞれの眼に映る映像に差をつけて投射します。この差は「両眼視差」と呼ばれ、リアルな世界でモノが立体的に見える仕組みです。それをヴァーチャルに再現するシステムがこのタイプのVRと言えます。iPhoneでの視聴にはVRアプリをダウンロードし、同時にVRゴーグルが必須です。「立体的なVR動画」では、没入感を楽しめます。しかしながら、リアルな世界の立体視のイメージとそれをヴァーチャルに再現したイメージの微妙なズレを感知することによって、感覚が敏感な人は「VR酔い」を起こしてしまいます。技術発展によって解消する方向にはありますが、「立体的なVR動画」には少しずつ慣れていったほうがよいでしょう。

VR動画の視聴におすすめのiPhoneアプリ5選

iPhoneでVRを楽しむのにおすすめのアプリを5つ紹介します。

5KPlayer

1つ目は無料アプリの「5KPlayer」です。基本は多くのファイルフォーマットに対応した多機能音楽・動画メディアプレイヤーです。ネットラジオも再生可能で、Apple AirPlayでAppleTVを経由し、液晶テレビなどの大画面での視聴も楽しめます。そのような機能の一部にVRコンテンツの再生機能が含まれています。5KPlayerで再生できるのは「360度動画」タイプです。

VRX Media Player

2つ目の「VRX Media Player」は、「360度動画」タイプと「立体的なVR動画」タイプの両方が楽しめるマルチメディアプレイヤーです。
動画に合わせて表示形式を変えたり、視差調節ができるほか、Bluetoothに対応しています。

dTV VR

同様の機能を持つのが3つ目の「dTV VR」です。両方のVRコンテンツが利用できます。このアプリはNTTドコモ系のサービスで、運営は大手音楽レーベルであるエイベックスのグループ会社が行っています。そのため、エイベックス系アーティストのコンテンツが充実しており、ファンの方であれば、お気に入りのアーティストのライブがスマートフォンで独占できてしまいます。
【juggly.cn】VR視聴用アプリ「dTV VR」の機能や使い方を紹介

Google Spotlight Stories®

4つ目はアニメーションの世界に没入したい方におすすめの「Google Spotlight Stories®」です。VR技術開発のトップランナーでもあるGoogleが提供するVRアニメーションを視聴するためのアプリです。コンテンツは映画製作者などの映像のプロフェッショナルが制作しているため、高いクオリティーの作品を楽しむことができます。

ハコスコ

対照的なアプリが5つ目の「ハコスコ」です。ハコスコは折りたたみ可能でリーズナブルな価格のVRゴーグルで有名ですが、それを活用するためのサイト「ハコスコストア」も運営しています。アカウントを取得してログインすれば、アップロードされたVRコンテンツの視聴や、プロが作成した高品質なVR動画の購入、また自作VR動画のアップロードが可能です。例えると、YouTubeのVRコンテンツ版といえるでしょう。なお、すべてのアプリに共通しますが、「立体的なVR動画」タイプにもいくつかの規格があり、ひとつのアプリですべてのフォーマットを再生できるわけではないことに注意してください。

VR動画の撮影はiPhoneでもできる

自分でVR動画を撮影する際には、専用のカメラが必要になります。iPhoneでVR動画を撮るなら、直挿し可能な「Insta360」がおすすめです。iPhoneにあらかじめ専用アプリをインストールしておけば、Lightning端子を直接さして接続すると自動でアプリが起動するため、すぐに録画が始められます。また、離れた場所からはBluetooth接続でリモートコントロール撮影も可能です。このように、さまざまな撮影スタイルに対応している点が人気の理由でしょう。

直挿し接続はできませんが、iPhoneでもAndroidでも使える「RICO THETA」も高解像度でVR動画が撮影できるカメラです。リモート再生やSNSアップロードに便利な機能も充実しています。
VRの「動画」ではなく、静止画の「360度画像」であれば、VRカメラなしで撮影可能です。スマートフォンのカメラアプリでパノラマ撮影モードにして撮ることで、360度見渡せるオリジナル画像が撮影できます。

リーズナブルにVRゴーグルを試したい場合は、Googleが提供する「Google Cardboard」サイトから設計仕様書をダウンロードして自作することも可能です。
スマートフォンがあれば、VR撮影が手軽に楽しめるようになっています。
アプリをダウンロードしていろいろと試してみるとよいでしょう。

(CREATIVE VILLAGE編集部)