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ゲーム業界のシナリオライターになるには?仕事と年収を知る

ゲーム業界のシナリオライターになるには?仕事と年収を知る

2017/10/26 お仕事コラム

ゲーム業界のシナリオライターになるには、どのようなステップを踏めばよいのでしょうか。
この記事では、シナリオライターの仕事内容、必要なスキルや年収など、シナリオライターになるために、転職するために押さえておくべき情報を紹介しています。
ゲーム業界のシナリオライターについて理解を深めることができます。ぜひ一読ください。

1. ゲーム業界のシナリオライターとは

ゲームのストーリーや展開を台本(シナリオ)として作成するライターのことです。以前はプランナーやディレクターがこの仕事を兼任していることも多々ありましたが、今ではシナリオライティングを専任するシナリオライターが増えています。

シナリオライターの仕事はストーリー展開を作り上げるのはもちろんのこと、キャラクターの性格やセリフなど作品作りの根幹から幅広くゲーム制作に携わります。
ライター自身にファンがつけば、ゲーム人気を左右する要因にもなるので、売れっ子の場合にはフリーのシナリオライターとして活躍することもあります。

1-1.仕事内容

シナリオを書くのが仕事ですが、そのシナリオに関わるサブストーリー、キャラクター同士の会話など、ゲーム内容の全ての制作に関わることになります。
ストーリー展開はもちろん、キャラクターの関係など全てを把握する必要があり、仕様に変更が生じた際はそれを反映しないといけません。業務量も多ければ仕事の責任も重大です。

シナリオの出来がそのゲームの人気を大きく左右するため、スタッフの中でも非常に重要なポジションとなります。また、ゲームのシナリオにおいては分岐点が存在するため(ノベルゲームでは特に)、一連のストーリーをどのような順番で見せていくかということも大切になります。より魅力的なシナリオとなるよう構成を考える必要もあり、ただ書けばよいというだけの仕事ではありません。

1-2.年収

一般的には300万~500万前後とされています。また、会社の業績や規模、個人の実力に左右されるところが大きいため一概に金額を言い切れません。

有名タイトルのシリーズとなれば平均を大きく上回る額になりますし、立ち上げたばかりのゲーム会社の新作となるとこの金額を下回ることもあります。どれほどの収入になるかはその人の実力次第であり、人気と実績を積み上げていけば自分の名前で仕事がとれるフリーランスとして、高収入で活躍していくことができます。

2.ゲーム業界のシナリオライターになるには

ゲーム業界のシナリオライターになるには
勉強したことがない、全くの未経験の場合は、シナリオ作成を学べる学校に通うのがまずはひとつの方法です。
未経験の場合、授業を受けることで基礎知識の習得ができます。
課題に取り組むことで執筆作業を実践できるなど、シナリオライティングに関する知識・実践方法を体系的に学ぶことが可能です。
また、ゲーム会社などの募集情報を集めてくれて、就職先の斡旋を行ってくれる学校もありますので、仕事を見つけやすいというメリットもあります。

シナリオ作成の知識が身についている場合は、まずはシナリオを書きあげてみてください。
未経験・経験者に関わらず、シナリオライターになるためには必ず作成したシナリオの提出を求められます。
シナリオが用意できないと選考のスタートラインに立つこともできないため、必須条件と考えてください。

自分が書き上げた作品の客観的な判断が欲しい、ブラッシュアップ方法が知りたい場合にはシナリオライター向けの実技講座がオススメです。
クリーク・アンド・リバー社では、シナリオライター向けの無料実技講座やセミナーを開催しています。現場で働くプロのシナリオライターの講義を無料で受けることができる、またとない機会です。
応募の締め切りが過ぎていても、イベントは定期的に開催します。こまめにチェックして、ぜひご応募ください。

シナリオ塾 × マギレコ × オルサガ ~大人気原作アニメと自社IPゲーム、それぞれのオリジナルシナリオの制作の裏側とは?~

https://www.creativevillage.ne.jp/29506

番町シナリオアカデミー

https://www.creativevillage.ne.jp/8911

また、シナリオコンテストなどの受賞を機にシナリオライターへの道を進むこともあります。ゲーム会社の他、SNSのイラスト交流サイトなどでシナリオコンテストを企画していることもあるので、こういったチャンスを活かすことができれば、シナリオライターへの一歩が踏み出せます。

2-1.向いている人

想像力、発想力、好奇心が旺盛な人、自分の世界観がある人が向いています。たとえゲーム業界での経験がなくても、シナリオを作れることが重要です。
自分で書き上げた文学作品がきっかけでシナリオライターになったケースも存在するため、必ずしもゲームのシナリオでなくても不利になることはありません。
参考:https://be-ars.colopl.co.jp/team/gamewriter.html

また、ゲームの根幹に関わる仕事のため、上流工程から多くの人と協力して制作に携わります。そのためコミュニケーション能力に優れていることも大切です。

2-2.学べる学校

専門学校であれば、HALや日本脚本家連盟スクールなどで人材育成を行っています。
テレビ局がアナウンススクールと併設してシナリオライター講座を開設するなど、大小問わずさまざまな場が設けられているので、自分に合った学校を選択できます。

日本脚本家連盟スクール
日本脚本家スクール
http://www.writersguild.or.jp/school/


HAL ゲーム企画学科
HAL ゲーム企画学科
https://www.hal.ac.jp/job/game/course02.html

2-3.必要なスキル・知識

物語の構造を理解して、継続的に物語を書き続けていける力が必要です。
シナリオライター専任として担当する以外にも、ディレクターやプロデューサー兼任でシナリオライターを務める場合、制作の流れなど全体を把握する力や統率力などが求められます。
先述の通り、ゲームの根幹に関わる仕事のため、上流工程から多くの人と協力して制作に携わります。そのためコミュニケーション能力に優れていることも大切です。

2-4.必要な資格orおすすめの資格

シナリオライターになるために必要な資格はありません。
ただしパソコンでの仕事が多いため、ワードやエクセル、プレゼン用ソフトであるパワーポイントなどを使えるスキルは必要です。

2-5.シナリオライターの将来性

人気が高くニーズのある仕事なので、将来性は充分です。能力さえあれば活躍するチャンスは大いにあると言えるでしょう。また、ゲーム業界は成長産業であり、特に昨今のソーシャルゲームはストーリーが重視されます。シナリオライターの仕事は実力主義であり、魅力あるシナリオを生み出すことができれば、自らが人気タイトルを生み出すヒットメーカーとなるチャンスも期待できます。

3.まとめ

シナリオライターは、少し前まではゲームプランナーが兼務することも多くありました。しかし、家庭用ゲームだけでなく、ソーシャルゲームも成長している昨今においては、兼務が基本であったシナリオライターを単独のポストとして採用する動きも多くなっています。
シナリオライターは「物語が書けるかどうか」「面白いものが書けるかどうか」を重視する企業がほとんどです。
・学校に通って基礎的な知識とライティングを実践する
・書き上げた作品をコンテストに応募して実績を作る
・直接企業へ作品を売り込む
など、シナリオライターになりたい人には門戸が開かれた仕事と言えます。

クリーク・アンド・リバー社ではシナリオライターの求人を紹介しています。「シナリオライターになりたい」、「仕事内容についてもっと詳しく知りたい」などのご希望がありましたら、ぜひご相談ください。

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