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知識ほぼゼロ!プログラミング初心者が始めるアプリ開発

知識ほぼゼロ!プログラミング初心者が始めるアプリ開発

アプリ開発に興味がある。自分もアプリを作ってみたい。そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事ではアプリ開発の現状から、開発することのメリット、プログラミングの知識がなくてもアプリ開発ができるツールまでご紹介しています。

この記事を読めば、プログラミングに関する知識がほとんどなくてもアプリ開発のために必要なものがわかります。
初心者がアプリ開発を始める足掛かりとして、レッスン動画やセミナー情報もぜひ活用ください。

アプリ開発収益の現状

「個人で開発したアプリが大ヒットして大儲けした。」このようなニュースを目にしてアプリ開発に興味を持つ人も多いと思います。しかし、そんなチャンスをつかむことは本当に可能なのでしょうか。

2017年現在では、個人のアプリ開発で一獲千金を実現する可能性は残念ながら極めて低いです。
初めて日本でスマートフォンが発売されたのは2008年。iOS用のアプリストア「App Store」やAndroid用のアプリストア「Google Play」などの販売プラットフォームの登場により、ユーザーは簡単にアプリを購入・ダウンロードできるようになりました。
しっかりとした開発環境が用意されたことで、開発者も次々とアプリをリリースしました。その結果アプリストアで取り扱われるアプリの数は爆発的に増え、今もその勢いは衰えません。
App Storeアプリ登録数

アプリの数が増えすぎて競争が激しくなっているため、よほどの話題性や大企業並みにお金をかけてプロモーションをしない限りは、ユーザーの目に触れることなく埋もれてしまうことがほとんどです。
“アプリで一獲千金”はまず不可能ですが、個人がアプリを開発するメリットはあります。

アプリ開発のメリット

個人がアプリ開発で大ヒットを実現することは難しいですが、アプリを開発すること自体には大きく分けて2つのメリットがあります。

・メリット1.副収入、不労収入としてのアプリ開発
・メリット2.就職・転職の武器としてのアプリ開発

2つのメリットについてご説明します。

メリット1.副収入、不労収入としてのアプリ開発

大金を稼ぐことは難しくても、月の収入に少しだけプラスする“副収入”であれば、実現可能です。

アプリで収入を得るためには、「有料販売する」「アプリ内に広告を設置する」のが一般的ですが、おすすめは無料でアプリをリリースしてクリックで収入を得る広告収入モデルです。
無料アプリはダウンロードへの抵抗が少ないため、ダウンロード数が伸びればそれだけ広告がクリックされる可能性が高く、収入の増加が見込めます。
アプリを20個公開したら毎月8万円稼げるようになった話」として、あるアプリ開発者の体験談が紹介されています。
こちらによると、ある程度の収入を得るには一定数以上のアプリをリリースする必要がありそうですが、決して高いハードルではないようです。

メリット2.就職・転職の武器としてのアプリ開発

アプリ開発はゲーム業界への就職・転職を希望している未経験者にとって武器になり得ます。

ゲーム業界経験者が 転職する場合、自分でアプリを作ってアピールする人は多くありません。
参画したプロジェクトの実績をもとに選考を進めることが多いからです。

逆に言うと、未経験者は実績がないため、アプリ開発を行うことでゲーム業界に入りたいという熱意を伝える手段の一つとなり、プログラミング言語に対する理解を深めることにも役立ちます。

また、会社によっては入社試験の一環としてアプリ開発を義務付けている場合もあるので、アプリ開発の経験は就職・転職に役立つと言えます。

アプリ開発に必要なもの

アプリを作るために必要なもの、必要な費用は以下の通りです。

iPhoneアプリの開発に必要なものと費用

Mac

Androidアプリの開発はMac/Windowsどちらでも対応可能ですが、iPhone用のアプリを開発するにはMacが必須です。
どの程度のスペックを用意すればいいかは開発するアプリによって変わります。
作成中のアプリの動作確認をするためにはデバッグと呼ばれる作業が必要ですが、デバッグにかかる時間はマシンの性能に左右されます。
デバッグ作業はアプリ開発中に何度も発生する作業ですので、あまり時間を取られるとストレスになりモチベーションの低下にもつながります。下記サイトを参考にマシンを検討してみてください。

参考:iOSアプリ開発を始めたいんだけどどのMac使えばいいの?|Mac

Xcode

https://developer.apple.com/jp/xcode/
XcodeはiPhoneアプリ開発のためにAppleが提供しているソフトです。アプリの構築、実機検証、デバッグまでアプリ開発の一連の流れをXcodeにて行うことができます。統合開発環境とも呼ばれるほどiPhoneアプリの開発には必須のソフトです。
XcodeはWindowsではインストールできないため、iPhoneアプリの開発にはMacが必要となります。

Apple Developer Program

App StoreにアプリをリリースするためにはApple Developer Programに登録しなくてはいけません。
アプリ開発のための登録証のような役割で、年間11,800円かかります。Apple Developer Programを解約するとリリースしているアプリはダウンロードできなくなってしまうので、App Storeにアプリを公開し続ける限りは契約を続ける必要があります。(2017年2月現在)

Androidアプリ開発に必要なものと費用

Android Studio (Android SDK)

https://developer.android.com/studio/index.html
Androidの開発環境の構築にはAndroid Studioが必要です。
以前まではEclipseという開発ソフトが主流でしたが、GoogleがEclipseのサポートを終了したためAndroid Studioが開発ツールとして一般化しています。
Android StudioはMac/WindowsどちらのPCでも開発が可能です。開発に必要なマシンスペックは以下の通りです。

■Windows

  • Microsoft® Windows® 7/8/10(32- or 64-bit)
  • 3 GB 以上のシステム メモリ(RAM)、8 GB 以上を推奨
  • 2 GB 以上の空きディスク スペース、
    4 GB 以上を推奨(IDE に 500 MB、Android SDK とエミュレータのシステム イメージに 1.5 GB)
  • 1280 x 800 以上の画面解像度
  • エミュレータ アクセラレータ向け: 64 ビットの OS、Intel® VT-x、Intel® EM64T(Intel® 64)、Execute Disable(XD)ビット機能対応の Intel® プロセッサ

■Mac

  • Mac® OS X® 10.10 (Yosemite) 以降 10.12 (macOS Sierra) まで
  • 3 GB 以上のシステム メモリ(RAM)、8 GB 以上を推奨
  • 2 GB 以上の空きディスク スペース、
    4 GB 以上を推奨(IDE に 500 MB、Android SDK とエミュレータのシステム イメージに 1.5 GB)
  • 1280 x 800 以上の画面解像度

Java Development Kit (JDK)

AndroidアプリはJavaで作られています。Java Development Kit (JDK)はJavaで開発するためのさまざまなツールが入っているため、Androidアプリを開発するために必要になります。

Googleアカウント(デベロッパー登録)

AndroidアプリをリリースするためにはGoogleアカウントをデベロッパーとして登録する必要があります。
登録費用は$25。一度登録すれば年数の制限なく使用できます。(2017年2月現在)

アプリ開発のための勉強方法

アプリを開発する環境は整っても、いざ始めようとしたときに何から手を付ければいいのかわからない。
そんな人はこれからご紹介する方法を試してみてください。どれもアプリ開発初心者に向けたものをまとめています。

動画で学ぶ

ドットインストール

ドットインストール
http://dotinstall.com/

「3分動画でマスターするプログラミングサイト」として、ホームページを作る、JavaScriptを使用してプログラミングを実践するなど、さまざまなテーマのレッスン動画が公開されています。
1つの動画が3分で終わるので、初心者や飽きっぽい人も手軽に実践できます。

■iPhoneアプリ開発向け

セミナーで学ぶ

dots.

dots.
https://eventdots.jp/

「最新テクノロジーが集まる勉強会・イベント情報サイト」dots.にて、アプリ開発のセミナーが紹介されています。
ひとりでは行き詰まってしまい解決するのが難しくても、セミナー形式ならその都度質問しながら進めていけるので、モチベーションを保ったまま実践できます。

■iPhoneアプリ開発向け

■Androidアプリ開発向け

プログラミングができなくてもアプリ開発ができるツール

アプリの開発に必要なものはわかった。学ぶための動画やセミナーもある。でもやっぱりプログラミングを学ぶのはハードルが高い…。
そんな人のために、プログラミングができなくてもアプリ開発ができるツールをご紹介します。
まずはアプリ開発の感触をつかんでみることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

JointApps

JointApps
http://www.jointapps.net/

JointAppsは、プログラムが組み込まれたブロックをつなげるだけでアプリ作りが体験できるサービスです。
作成したアプリをApp StoreやGoogle Playで公開することはできませんが、専用アプリを使えば自分の作ったアプリを実機で試すことができます。

Monaca

Monaca
https://ja.monaca.io/

Monacaは、iPhone/Androidどちらにも対応したハイブリッドアプリを開発できるツールです。クラウド上で開発ができるため、開発環境のセットアップが必要ないなどのメリットがあります。
アプリのテンプレートが用意されているので、アレンジしながら自分だけのオリジナルアプリを作ることも可能です。

Yappli

Yappli
https://yapp.li/

TBSテレビ、GYAO、新生銀行など有名企業・ブランドのキャンペーンアプリもYappliを使って開発されています。
高品質ながらドラッグ&ドロップでアプリを構築できて、プッシュ通知やiBeaconなどアプリならではの機能も盛り込めます。
月額9,800円から利用できますが、個人での開発としては安い金額ではありません。まずは30日間無料で使用できるトライアル版を使ってみてはいかがでしょうか。

Yappli無料トライアル
https://yapp.li/account/signup

まとめ

知識ほぼゼロのプログラミング初心者が、アプリ開発を始めるための方法をご紹介しました。
アプリ開発は副収入を得るためにも、就職・転職の武器にもなり得ます。まずはプログラミングの知識がなくてもアプリ開発ができるツールを使って、スタートを切ってみてはいかがでしょうか。

CREATIVE VILLAGEのスタッフがiPhoneアプリ開発に挑戦した、アプリ開発初心者がiPhoneアプリ自作開発に挑戦「ジャンケンアプリ編」もぜひご覧ください。