こんにちは!クリーク・アンド・リバー社(以下クリーク)入社2年目の大高と申します。
前職は医療現場で検査技師をしており、WEB業界が初めてどころかオフィス勤務も未経験だった私。なぜWEB業界を目指そうと思ったかというと、ひとえに「PCがあればどこでも働ける」というワークスタイルに惹かれたから。

クリークにはWEB業界未経験でも研修を受けWEBディレクターとしてスキルアップしながら業務に携われるプログラムがあると聞き、「えいや!」と飛び込み新しいキャリアがスタートしました。
大きなキャリアチェンジでわからないことだらけ、戸惑うこともたくさんありましたが、入社後の研修のおかげでなんとかこれまでやってきています。この記事では、現在でも私を支えてくれているクリークの「Webディレクター新人研修」の魅力を紹介していければと思います。

「Webディレクター新人研修」とは? 

研修は、講義と実践(OJT)の2軸で構成されています。
入社前にも職業訓練校でWEBについて学んでいましたが、クリークの研修では講義と業務が同時並行で進むため、講義で学んだことが業務に即つながり、逆に業務でつまづいたところを講義でカバーできました。

Webディレクター新人研修:講義編
講義は、経験豊富な講師の方から座学形式で学んでいきます。
WEB業界とディレクターの職務を理解することを中心として、WEB業界全般やデザインなどの基礎知識の講義から、「ディレクターの役割とは?」のようなマインド的なものまで幅広く学びます。講師の方が最初に自分のスキルレベルやキャリアについてヒアリングしてくれ、レベルに応じて講義をアレンジしてくださったり、時には新しいセクションを設けてくださったり柔軟に対応してくださったことが印象的でした。

インプットとアウトプットのサイクルを効率よくまわせるプログラム

Webディレクター新人研修:実践編
実践では、実際にプロジェクトにジョインして先輩方から様々なアドバイスをいただきつつ実務経験を積んでいきます。
研修期間中に配属されるプロジェクトはその時々で変わりますが、私が配属されたのは某大手飲料企業のキャンペーンページ制作チームでした。
講義は実践業務の合間に組み込まれるのですが、プロジェクトチームのメンバーも講義があることを理解してくれているので、よっぽど忙しくなければ快く送り出してくれます。

出社するかどうかは状況によりますが、講義は基本的にリモート参加でもOK。入社タイミングの近いメンバーがいれば、2か月程度の研修期間中一緒に講義を受けたり同じプロジェクトに携わって切磋琢磨したりし、同期のような関係になります。

知識+マインドセット→業務に活かして経験値大幅アップ

冒頭で述べたようにオフィス勤務すら未経験だったため、入社してからは本当に目の前の業務をこなすことで目一杯の状態でした(恥ずかしい話、基本のメールマナーすら怪しく、講師の方に相談して特別講義を設けてもらったりもしました)。

わからないことが山積みなうえに、私の配属されたチームは常時10~15件のキャンペーンページ制作が同時並行的に動く忙しいチーム。
資料作成やスケジュール管理、パートナー制作会社やコーダーさんへの指示だし等を任され、日々とにかく作業を終わらせることに気持ちが傾いてしまいがちで、うまくいかなかったときに改善策をブレイクダウンする余裕も糸口も見つからない有様でした。

そんな業務の合間にあって助かったのが講義の時間です。物理的に業務から離れるので一旦視点を切り替えることができましたし、業務改善のヒントをたくさん得ることができました。

「デザインのきほん」を学んだことで、制作者とのコミュニケーションが円滑に

例えば、デザインカンプに対する修正指示の出し方。
現場で初めて担当することになったときは、デザイナーさんが作ってきたものを私なぞがどう直せるというんだ?と正直手も足も出ない気持ちでした。


が、講義でデザインの基礎知識を学び、それに基づいて赤入れのワークなどをすることで、デザインチェック時に見るべきポイントというのがなんとなくでもつかめてきます。(ちなみにデザインの基礎知識は知っているだけで見やすい資料作りにも大いに役立ちます。)

それからは修正指示を出す際、単純に「○○してください」ではなく「同じ要素なので見たときに分かりやすくなるように色をそろえてください」など、デザインルールに則って根拠のある指示を出すことができるようになりました。デザイナーさんに納得感を持って対応していただくことができ、出し戻しの回数も抑えられるようになったと思います。

講義で教わった「根拠をもつ」姿勢で、マネジメントの感覚を理解

デザインディレクションに限らず、根拠を持って話をする姿勢は「WEBディレクションのきほん」という講義で「提案視点を持つためにもWEBディレクターのコミュニケーションスキルとして必要」と学びました。個人的にはこの根拠を持つことを意識するだけで業務に対する理解度合いやコミットの仕方が変わってくるように感じています。

例えば進行管理をするとき、はじめはつい一つひとつの案件がスケジュール通りに進んでいるかということだけに目が行きがちでした。ですがスケジュールがこの日程になっている根拠のようなものを考えると、「ローンチ日がここで、工程から逆算してバッファがこれだけあるから少し余裕があるな」といったことが見えてきます。
制作進行管理で発生するタスク
こういった目線が生まれたことで、チームでの進捗確認ミーティング時に「ここは案件が立て込んでいるからこの案件についてはスケジュールを前倒ししたほうがいいのでは?」という相談ができたり、コーダーさんに優先順位付けをして作業をお願いできるようになりました。ただのスケジュール見張り番から時間をマネジメントする意識やスキルが身についていったように思います。

講義においては上記以外にも具体的な基礎知識を学べるものがありますし、「何を意識して業務にあたるとWEBディレクターとしてよりレベルアップするのか」といった視点を与えてくれるものも多くありました。日々の業務と連携させながら考えることで、知識×マインドセット×業務実践のサイクルをまわし、短期間で大幅に経験値アップできたように思います。

とにかく大いに助けられた…。Webディレクター新人研修を受けてよかったこと

未経験を受け入れてくれる研修では、「わかりません!教えてください!!」を堂々と言えることが本当にありがたいです。かなり基礎的なことから業界用語のニュアンスなど、プロジェクトのチームメンバーに言うのがはばかられたとしても、講義で講師の方に「実はここがわからない…」と相談できます。気兼ねなく質問・相談できる場所があるというのはそれだけで安心できます。
またチームの先輩方も、「電話の後は絶対にメールで内容確認してエビデンス残す」「このアプリ入れておくと効率上がるよ」などの現場ならではのアドバイスをたくさんくださるので大いに学ばせていただきました。

研修期間中にオフィス勤務にもだいぶ慣れ、現在は常駐先で観光庁の多言語整備案件の事務局として進行管理を主にしています。「Webがわかる人」としてスポット的に医療系のサイト制作や公共系のWEB関連案件の企画提案の案件でもお声がけ頂くことも。研修中に身に着けた進行管理やコミュニケーションのスキルはどの現場においても有用なので、ありがたいことに常駐先でも評価をいただけているようです。

WEB業界をご検討の方、キャリアチェンジはもちろん大変ですが、新しい世界は新鮮ですし、何を身に着けるべきかという視点をもって研修を有効活用すればスキルは確実に上がります。勇気をもって踏み出してみてください。