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アニメ「モンハン」でライツ事業、海外展開狙うフジテレビ 制作はデイヴィッドプロダクション

地上波キー局のひとつフジテレビが、アニメ事業の拡大に動きだした。フジテレビは2016年よりアニメ『モンスターハンター ストーリーズ』(仮)の放送を開始する。本作はカプコンが2016年に発売する家庭用ゲーム『モンスターハンター ストーリーズ』を原作とするテレビシリーズになる。「モンスターハンター」シリーズでは初のアニメ化となる。
アニメ『モンスターハンター ストーリーズ』の放送にあたってフジテレビは、新たにデイタイム(6時~19時)にアニメ放送枠を設けることを発表している。『ワンピース』が日曜午前中に放送時間を移動して以来10年ぶりのアニメ新枠となる。これについてフジテレビは、子どもに観てもらいたい、親子で楽しんで欲しいと『モンスターハンター ストーリーズ』をファミリー・キッズ向けの作品とすることを明らかにしている。

放送開始は2016年とだけされており、より詳細な時期や放送時間、スタッフ、ストーリーなどは現在明らかにされていない。しかし、9月30日に行われたフジテレビの亀山千広社長の会見では、アニメーション制作をデイヴィッドプロダクションが担当することが言及されている。
2007年に設立されたデイヴィッドプロダクションは、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズや『戦う司書』『レベルE』などの制作で知られている。2014年7月にフジテレビの子会社となり、業界を驚かせた。亀山社長によれば、デイヴィッドプロダクションがフジテレビのアニメ制作部門という立場からレギュラーで制作するという。放送だけでなく、アニメーションの企画・制作もグループ内に抱えることでより深く作品のビジネスに関わる方針だ。

実際に会見では今回のアニメ化について、放送だけでないアニメビジネスを立ち上げるとの狙いを明らかにしている。商品化や配信などのライツ事業、さらに海外展開も狙うとしている。テレビ東京における『遊戯王』や『NARUTO』のようなビジネスが想定されているようだ。
これまでフジテレビは『ワンピース』や『サザエさん』などの大型作品はあるが、アニメビジネスについては保守的とみられてきた。しかし、2013年のアニメ開発部の立ち上げを機に「ノイタミナ」枠での深夜アニメの活性化、劇場アニメ進出など積極姿勢に変わっている。アニメ『モンスターハンター ストーリーズ』では、さらにキッズアニメでも新たに仕掛けることになる。アニメビジネスプレイヤーとして、今後フジテレビの存在感も高まりそうだ。

(2015年10月13日 animeanime)
[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]

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