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クリエイターの”保険”を考える 第1回「今の保険でいい?クリエイター向け、損をしない保険の掛け方」

2008/12/05 インタビュー

はじめに・・・・・

クリエイティブ業界で活躍されているあなたも、仕事をする大人として、今までに、もしくは現在、何かしらの保険に入っていると思います。

ではお聞きします。 「あなたは今の保険に入っていて安心ですか?」という問いに、はっきり「YES」と答えられますか?

おそらく、答えは「NO」なのではないでしょうか?

または、あなたがもし「なんとなく」保険に入っているのであれば、YESかNOかも「よくわからない」というのが答えかもしれません。

YESかNOかも「よくわからない」理由は保険が目に見えない商品で、わかりにくいものだからでしょうか? それとも、病気や事故や万が一が、いつ起こるかわからないからたくさん掛けているけど、いったい本当に役に立つものなのかも、実際役に立った経験もないからでしょうか?

「毎日が忙しすぎて、明日のプレゼンや納品で精一杯。そんなことは考えられない!」と嘆く方も多いかと思います。今後、ワークスタイルが今以上に多様化することが考えられ、その流れの先端にいるクリエイターだからこそ、将来のリスクに備えて安心な環境を整えることが必要ではないでしょうか?

これから保険業界に携わって私なりにわかった保険選びのコツを、数回に分け、クリエイターの皆さんに分かりやすく、お伝えしていこうと思います。

 

基本的な保険の考え方・・・

まずは、クリエイター向けとは言え、基本から。たとえば、あなたが日帰り入院から日額5000円もらえる掛け捨ての医療保険に10年前に加入していたとします。あるとき、胃潰瘍で10日間入院し、5万円の給付を受けたとします。

ここで、あなたの心の内は下記の内どれでしょうか?

1.「いやー、5万円もらって、本当に助かったわぁ」
2.「ちょっと、お小遣い程度の給付金だったけど、もらえないよりマシだわ」
3.「どうせなら、入院日額10,000円の保険にしておけばよかったかな?」

昔の私なら3つのうちのどれかかもしれませんが、保険業界に携わっている現在は別の答えです。

たとえ給付金をもらったとしても、今の私ならこう思います。

「あーあ、損したなぁ、保険掛けずに、もっと貯金しておけばよかった」 つまり、もし保険会社に払った保険料より、受け取った給付金の方が圧倒的に少なかったとしたら、もっと前から、医療費の資金として、自分で積み立てをしておけばよかったことになるからです。

どうでしょう?あなたは損をしていませんか?

皆さんに、勘違いして欲しくないのは、保険は、競馬や宝くじのようなギャンブルではないということです。
保険は、アクシデントに当たったらもらえるギャンブルにお金を掛けているのではなく、今のままではアクシデントが起きてしまったときに対応できず、人生設計が大きく狂ってしまうときに、掛けておいて役に立つのが保険なのです。

この世の中には、たしかに永遠の命や健康もなければ、絶対や確実といったものもありません。だからといって、心配してあれこれ保険を掛けても、いっこうに本当の安心は得られないし、保険貧乏になってしまいます。
むしろその逆で、もしも起こりえるアクシデントに今の自分自身で対処できることがはっきりしているのであれば、それに対して保険を掛けるのは全くの無駄になってしまいます。

人生で起こりえるアクシデント考えるときには、なにを優先させるかが大切です。
アクシデントが起こる確率の高さから考えるのではなく、アクシデントが起きたときの損失の大きさ順に考えるということ。金銭面で、最悪いったいいくらの損失になるのかを見積もっておいて、その最悪の事態の損失の大きい順に備えておくことが基本的な保険の考え方です。

 

本当の安心を得るために・・・

ここで、クリエイターの方に限らず、安心を得るための「保険」を考える際、どなたにでもありうる例を2つ挙げてご紹介しましょう。

日常考えられる最大の金銭リスクは、意外に思われるかもしれませんが、自分のことではなく、他人を死傷させてしまったときなのです。

これは誰もが保険を掛けている自動車事故だけとは限らず、自転車に乗っているときでも、ゴルフをしているときでも、仕事をしているときでも、他人を死なせてしまうことはあり得えます。しかも、相手がどんな人なのかは選べません。
もしもあなたが、医者の子供を死なせてしまったとしたら、あなた自身や家族の人生設計を狂わせずに、相手の遺族にお金で償っていくことは可能でしょうか?

これには、自分で資金を準備するのではなく、生活賠償責任保険というもの に加入するのが合理的です。年間千円から二千円程度で十分な保障を準備することができるからです。

つぎに、自分の死について考えてみましょう。
人は、早かれ遅かれ人は必ず亡くなるので、いつ亡くなってもその時々に応じた必要額を準備しておかなければ、ただでさえ悲しいうえに、残された家族の人生が狂って大変なことになってしまいます。

逆に、必要以上に保険を掛けていると、もしもの時は良いかもしれませんが、何も無ければ、支払った保険料はまったくムダになってしまいます。これでは、まさにギャンブルと同じです。

では、あなたの保障は何歳の時にいくら必要なのでしょう? 自分自身の死に対する準備金は、あなたが独身なのか、子供がいるのか、老人なのか、サラリーマンなのか、経営者なのかによって大きく違ってきます。

つまり、家族構成や、将来設計、ライフステージによって、準備すべき保障は大きく変わってきます。また、それをカバーするための保険も、さまざまなタイプがあります。まずは、信頼できる生命保険会社の担当者や、ファイナンシャルプランナーに相談して、あなたにとって必要な保障額をシミュレーションしてもらうことをおすすめします。その上で、必要な保障額をカバーするための保険のなかから、あなたにぴったりのものを選ぶとよいでしょう。ここでは「ムダなく、不足なく」がポイントです。

本当の安心は、ただやみくもに保険を掛ければ得られるというものではないのです。

●まずはじめに、この先考えられるあらゆるアクシデントに対して、予防するための正しい知識や情報を得ておくこと。

●つぎに、アクシデントが起きてしまったときに、必要な保障額を見積もっておき、さらに、損失額の大きいアクシデントを優先させ、準備済みの資金では足りない資金を保険で準備すること。

この、必要なものを、必要なだけ準備するという考え方こそが、本当の安心への近道なのです。
「保険」はその必要なものを補うためのもの、ということを忘れないようにして今後のあなたに必要な「保険」について考えてみてください。

taharaprof_s

タハラコウキ(たはら・こうき)

日本FP協会会員 AFP
(社)生命保険協会認定
シニア・ライフ・コンサルタント


某外資系保険会社のコンサルタント営業をしながら、経済・金融・教育・環境・医療・こころの問題に関心をもち、20代~30代の若者たちに向け、将来の世界経済の荒波に負けない人生設計をどうすればよいのか?というマネーリスクセミナーを各地で行っている。


重要なのは、もしもの事にならないよう準備を怠らないということ。
それでも起きてしまった時は、元の生活に戻せるノウハウや情報を持つこと。
そのために必要なお金の内、必要な分を保険で防御するという考え方です。
商品を提供するだけがタハラではありません。
本当に必要な知恵やノウハウを皆さんと一緒に共有したいのです。
タハラなら見えないリスクや情報に気づいてくれる・・・、
タハラなら信頼できる、いつも力になってくれる・・・。
そんな安心感を提供し続けるヒトになるのが私のテーマです。
あなたの転ばぬ先の杖として一生お付き合いします。
それがタハラ流リスクコンサルティングです。
質問やご相談はお気軽に下記まで!
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