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30代の転職で覚えておきたい5つのポイント

絶対に失敗できない30代の転職を成功に導くポイントまとめ

2016/10/31 コラム転職

「35歳限界説」が噂されるなど、30代の転職は簡単にはいかないというイメージが先行して悩む人も多いのではないでしょうか?

30代の転職者は企業からどんなスキルを求められているのか、30代で転職するにあたり良い点・悪い点を知ることで、転職を有利に進めることができます。
ただし、30代未経験者の転職は苦戦することが予測されるため、30代で未経験…転職はできますか?をご覧ください。

この記事では企業が30代の転職者に求めているスキル、気を付けるべきポイント、年収アップできる転職の判断方法をご紹介します。

絶対に失敗できない30代の転職。ポイントをおさえて成功をつかみましょう。

企業が30代の転職者に求めるスキル

なぜ30代の転職は難しいといわれているのでしょうか。
それは、企業が30代に求めるスキルを把握せず、勘違いの転職活動を行っているからです。

20代と同じ方法では転職を成功させることはできません。
企業が求めるスキルと、意外に多い勘違いをチェックしてみましょう。

30代の転職に求められる「マネジメント経験」と「即戦力性」

30代の転職に求められるもの、それは「マネジメント経験」と「即戦力性」です。

マネジメント経験

マネジメント経験とは、管理職やリーダーとして部下やグループメンバーの指導管理を行ったことがあるかどうか、その経験のことを指します。

プロジェクトを遂行する際に、一人で業務が完結することはほとんどありません。様々な外部要因や状況を理解したうえで、掲げたビジョンを実現するために「人をいかに動かすか」がマネジメントの肝となります。

一人の社員が200%の成果を出すよりも、十人の社員が130%ずつ成果を出すことができれば、より多くの利益をもたらすことができます。
人を動かすことで個人ではなくチームのパフォーマンスを上げられる人材は、企業にとって必要とされます。

職務経歴書などでアピールする際には、具体的にどのような管理・指導を行ったのかを記載すると企業側の判断材料となります。
役職だけでなく、管理を行ってきた「具体例」「人数」「期間」を記載しましょう。

即戦力性

即戦力性とはその名の通り、入社後すぐに力を発揮して仕事を進められることです。それ以外にも、自分で物事を判断して業務を進めていけることが「即戦力性」という言葉には含まれます。

変化のスピードが速くなり、常にチャレンジを続けないと淘汰される時代になりました。
企業は、教育に割く時間や人手が足りないため、すぐに仕事を任せられる即戦力性の高い人材を求めています。

職務経歴書などでアピールする際には、これまで経験してきた業務を細かく洗い出し、実例を記載しましょう。
企業側は、あなたがどんな仕事を行ってきたかを知ることで、職場ですぐに活躍できる人間かを判断する材料にすることができるからです。
志望する会社の業務に当てはまりそうなエピソードをいくつか用意しておくと良いでしょう。

資格を持っていることに過信は禁物

転職するなら資格の一つは持たないと。そんな風に慌てて勉強を始めた人も多いのではないでしょうか。
残念ながら、資格を持っていることに過信は禁物です。
なぜなら、実際の業務では教科書通りに物事が進むことはほとんどないからです。頭でっかちになり、ひとつのやり方に固執しすぎて即座に対応できないなど、弊害になることも。

資格を持っていることで有利に働くのは、「その資格を取るために並外れた努力と知性が必要と判断できる場合」です。

例えば、東大や早稲田、慶応卒の学生は就職に有利と言われています。
難関大学の試験を突破するだけの努力を続けたこと、知性があると判断できることが就職でも有利に選考を進めていくことができるのです。

同じように、資格はやみくもに取っても必ずしも有利にはなりませんが、その努力が認められる場合はアピールポイントになります。
資格そのものをアピールするのではなく、資格を取るために努力した結果、何を得たのかを話せるようになれば、資格は立派な武器になります。

30代の転職。メリット・デメリット

30代の転職には「マネジメント経験」と「即戦力性」が前提として必要になります。
転職は多かれ少なかれメリット・デメリットが存在しますが、その中でも30代特有の事例をご紹介します。

30代で転職するメリット

30代で転職するメリットは、マネジメント経験や即戦力性を活かして好条件のキャリアアップを実現できる点にあります。これまで培ってきたスキルを活かせば短い期間で管理職に就くことができる、大幅な年収アップが見込めるなどの可能性があります。

30代で転職するデメリット

30代で転職するデメリットは、伸びしろが少ない点にあります。
20代と比べると知識の吸収力が低く、これまでのやり方にこだわり過ぎてしまうなど、企業が求める方向に伸びてくれないと捉えられることもあります。
培ってきたスキルを活かすことはもちろんですが、企業の求めている人物像、仕事観と共感できることを伝えることが必要です。

経験不足を補うために今の仕事を見直す

自分にはマネジメント経験も即戦力性も無い…。そんな人は今の仕事を見直すことから始めてみましょう。
現在役職はついていなくても、チームリーダーの経験や後輩の指導から得た気づきがあるはずです。実務で得た経験とそれを今後の仕事に活かせる根拠を提示することで、「リーダーとして活躍できる人材である」とアピールすることは可能です。

即戦力性がない場合は、志望している企業に活かせるスキルを今の会社でどのように身につけるか。足りない経験をどのように補うかが重要です。

Web業界を例にお話します。未経験でWebデザイナーを目指す場合、ポートフォリオの良し悪しが選考に大きく影響します。
独学でもいいので、ポートフォリオを作るためのグラフィックソフトの使用方法やポートフォリオサイトを作るためのコーディング技術を習得します。未経験での転職をするなら、その職種に求められるスキルを身につけるためにがむしゃらに勉強することが必要です。
それができないのであれば、そもそも自分にはそこまでの熱意はなかったときっぱり諦めることができます。

厳しい現実ですが、焦って経験不足のまま転職に挑むことはおすすめできません。欠けてるスキルを補ってから転職活動を進めましょう。

転職を成功させるために気を付けるべきポイント

30代の転職についてメリット・デメリットをご紹介しました。
メリットが大きかった人、デメリットが大きくても転職したい。そんな人はこれから紹介する5つのポイントをチェックして転職活動に臨んでください。

ポイント1. 後悔しない求人の探し方は「職種名のこだわりを捨てる」こと

求人を探すときに職種名にこだわっていると、知らないうちにやりたい仕事から遠ざかっている可能性があります。実例をご紹介しましょう。

大手求人情報サイトへ求人募集を掲載するには、1職種数十万円と多額の費用がかかります。掲載する求人数が増えれば増えるほどその分費用も倍々に。

企業は求人掲載費を節約するために、2つの職種を1つにまとめて募集する場合があります。
Webデザイナーとして求人を募集していても、仕事内容をよく見てみるとUIデザイナーの募集も含まれているといったケースは少なくありません。これがまさに掲載費を節約するための裏技で、1つの求人情報で「Webデザイナー」も「UIデザイナー」も両方採用できる、企業にとっては都合の良いやり方なのです。

隠れた求人情報を見抜くには2つの方法があります。
1.仕事内容を詳しくチェックする
2.企業の公式ページをチェックする

2つのチェック方法について順番に説明します。

1.仕事内容を詳しくチェックする

1に関しては難しいことはありません。志望している企業の仕事内容を読み込めば、隠れた求人を発見することができます。

2.企業の公式ページをチェックする

2は気づきにくいチェック方法です。
志望する企業の求人情報をサイトで見つけたら、その企業のコーポレートサイトにアクセスしてみましょう。

求人募集を掲載するには多額の費用がかかりますが、自社のコーポレートサイトに載せるのは無料です。
求人情報サイトに「Webデザイナー」の案件しか載っていなくても、コーポレートサイトでは「Webデザイナー」と「UIデザイナー」が募集されている可能性があります。

2つのチェック方法を使って、自分にとっての天職を見逃すことのないよう注意しましょう。

ポイント2. 職場環境を知るために社風を調べる

職種名や給与ばかりに目が行き、意外と見落としがちなのが社風です。
同僚や上司との付き合い方、細かいルールや社内イベントまで、会社独自で持っている社風はそれぞれです。同じ仕事でも会社が違えばやり方が全く違うことも当たり前。社風が合わないと一日の大半を仕事のために過ごすなかで、精神的にも体力的にも消耗してしまいます。
応募する企業の目星が付いたら社風も忘れずに調べましょう。

社風を知るためにはまず企業のホームページをチェックします。
企業理念や事業領域などから、その会社がどんなところに重点を置いて仕事をしているのか。
提供しているサービスに対する心構えなどが見えてきます。

また、企業のFacebookページなどSNSの運用をしていないかもチェックしてみましょう。
Facebookは企業サイトよりもフランクな情報をうかがい知ることができます。
業務後の飲み会や社内イベントの雰囲気、休日にも社員同士の交流があるのかなど、仕事からは少し離れた観点で社風を知ることができます。

こんなチェック方法もアリ!?

・求人情報サイトやハローワークにいつも求人が出てる
→右肩上がりの成長企業は別として、応募者がいないのでは?と不安になりそう。入社してもすぐ辞めてしまう離職率の高い企業かも。

・採用担当者から夜中に連絡が来る
→いつも返事が来るのは夜の23時、24時。そんな時間までメールが返せないほど忙しい職場なのでは?

・夜中や年末年始もビルに明かりが点いている
→連絡が夜中に来るのはもちろん、年末年始も明かりが消えることのない会社。ワークワイフバランスが取れていないのでは?

社風を知ることは自分に合った職場を見つけるのはもちろん、ブラック企業を見抜くヒントにもなります。
自分の身は自分で守るためにも社風のチェックは忘れずに。

ポイント3. やる気だけのアピールはNG

20代と同じように「やる気はあるので現場で学ばせて欲しい」といったアピールは企業からNGが出る可能性が非常に高いです。
なぜなら企業が30代に求めるのは「マネジメント経験」と「即戦力性」だからです。
経験はないけどやる気だけはありますというアピールは全くプラス要因になりません。

たとえマネジメント経験がなくても、チームのリーダーとしての経験や後輩の指導を通して得た気づきなどがあるはずです。
実務で得た経験とそれを今後の仕事に活かせる根拠を提示することで、「リーダーとして活躍できる人材である」とアピールすることは可能です。
また、いずれリーダーとして部下を率いるために今自分に足りないものを、どのように補っていくのか。来年、再来年、5年後、10年後どのように変化していきたいのかを話せるようにすることで、口先だけではない将来のビジョンを持っている人材であると示すことができます。

ちなみにいくら即戦力としての力があっても、決してこれまでの実績へのおごりを持ったままではいけません。
「俺のスキルがあればすぐ受かるでしょ」そんな上から目線で、ろくに企業研究もせず面接に臨み大失敗。なんてことにならないようあくまでも謙虚さを忘れずに。

ポイント4. 妥協すべき点を見極める

まず「なぜ転職したいのか」を明確にすることが必要です。
100%自分の希望を叶えられる転職は存在しません。給料は良いけど勤務地が遠すぎる、やりたい仕事は実現できるけど契約社員での採用など「あちらを立てればこちらが立たず」という状況は必ず発生します。

贅沢を言わずに受かった会社に行け!というわけではありません。
あれもこれも…と欲張っていると、満足できる求人が見つからず、いつまでたっても転職活動が前に進まない状況に陥ります。
「なぜ転職したいのか」を明確にすることで、その目標を実現するために妥協しても良い点を見極めることができます。
目標としていた年収アップが実現できるなら勤務地が少し遠くなるぐらい耐えられそう。もう少し探す範囲を広げてみようかな。と転職活動をスムーズに進めることにつながり、よりチャンスをつかむきっかけにもなります。

ポイント5. 転職活動は今の仕事を続けながら進める

転職を考えたとき、今の仕事を続けながら進めるか、いっそキッパリ辞めてから進めるか悩むと思います。
ですが、結論から言うと転職活動は今の仕事を続けながら進めてください。

辞めてからの方が心置きなく再就職先を探すことに専念できるので、現在働いている会社にも迷惑がかからず良いとは思います。ただし、それは再就職先がすぐに決まればの話。

転職活動にかかる期間は平均3ヶ月から半年とも言われています。長い人だと年単位で再就職先が決まらないケースもまれに存在します。
辞めてから数ヶ月、長くて1年の間あなたは収入がなくても生きていけるでしょうか。

無収入の状態が続くと、精神的に追い詰められどうしても焦りが生まれてしまいます。
とりあえずお金の不安を払拭するために短期のアルバイトや派遣で食いつなぎ、転職活動に対して十分な時間が確保できなくなってしまっては本末転倒です。

焦ったあげく、とにかく入社することが目的になってしまい、本来転職を通して実現しようとしていた夢や目標を叶えることができなくなってしまいます。
今の仕事と並行して新しい職場を探すことは大変ですが、後悔しない転職のためには両立することが必要です。

年収アップできる転職とは

転職の条件として、年収が上がるか下がるかを重視する人は多いと思います。
一般的な相場と比べて「私の給料低すぎっ!?」と思ったら年収アップの可能性大です。
ここからは自分の年収相場を知るための方法をご紹介します。

職種別賃金と企業規模で比べる

総務省統計局のホームページに「賃金構造基本統計調査」として職種ごとの給与額が掲載されています。
職種の区分は細かく分かれているので、自分の給与額と照らし合わせてみましょう。
今の給与が掲載されている額よりも低いようなら、年収アップできる転職の可能性大です。

>平成27年賃金構造基本統計調査

1.リンクにアクセスしたら、表番号1の「職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」欄にあるExcelアイコンをクリックします。
職種別賃金で比べる_01

2.Excelファイルから自分の見たい職種を探し、「きまって支給する現金給与額」を参照します。
基本的に企業の規模が大きくなれば給与額も比例して上がるケースがほとんどです。
上部の区分から企業規模を参照して、企業の大きさでどれぐらい給与額に差が出るのかを確認しましょう。
職種別賃金で比べる_02

産業別賃金で比べる

厚生労働省のホームページに「賃金構造基本統計調査」として産業ごとの給与額が掲載されています。
同じ職種でも、産業ごとに給与額に差があります。
より給与額の高い産業へ転身することで年収アップできる可能性大です。
賃金構造基本統計調査(産業別)

30代で未経験…転職はできますか?

30代で未経験職種へ転職するのはかなり厳しいことを覚悟してください。
30代に求められるスキルでもお伝えしたように、企業が求めているのは「マネジメント経験」と「即戦力性」です。
未経験者となれば業務の方法を指導しなければいけませんが、先輩社員が年下というケースも多く、お互いに教えにくい・教わりにくい状況が生まれてしまいます。未経験者の30代に高い給料を出すわけにもいかず、企業と求職者の間に求めるもののギャップができてしまうことも理由です。

見直すべきポイント

30代で未経験職種への転職は確かに難しいですが、可能性は0ではありません。
キャリアチェンジを実現する糸口をつかむために、見直すべきポイントをご紹介します。

これまでの経験で何ができるのか

未経験職種に就くには、これまでの経験で何ができ、社会人として培ってきたスキルをどう発揮できるかが重要になります。
20年以上に及ぶ経理事務職の経験とカウンセラー資格を持っていたことで、社内のメンタルヘルスを強化できる人事職として採用されたケースも存在します。
職種自体は未経験でも、これまでの経験を次の会社に活かせるポイントがあれば、未経験職種へのキャリアチェンジの糸口がつかめるでしょう。

チャンスはベンチャー企業にある

ベンチャー企業には大手企業では真似できないスピード感があるのが強みです。20代の社員やインターン生など若手が活躍する場も多くあります。
ただ、社会人としては未成熟な人も存在し、腰をすえたパフォーマンスが出ていない企業もあります。こういった若手の多い現場に30代が求められます。
組織を率いるリーダーとしての役割を期待できる30代には、たとえ業務は未経験でも企業をより安定したものへ成長させるために必要とされます。

未経験職種への転職は、今までの業務経験やスキルが活かせることや、その仕事へ転職するために取り組んできたことをアピールできれば可能性はあります。
転職活動が思い通りに進まなくても、諦めずにチャレンジし続けましょう。

>未経験者歓迎の求人一覧

転職活動に迷ったら

30代の転職は、何の苦労もなくすんなりと次の仕事が見つかることはほとんどないと言ってもいいでしょう。
なかなか書類審査が通らない、面接でうまくアピールすべきところが見つからない。
そんなときは企業が30代に求めているもの、転職を成功させるために気を付けるべきポイントをもう一度見直し、志望理由や活かせるスキルが何かを考え直してみましょう。

一人で抱え込まないことも大切です。
自分の頭の中だけではどうしても視点が偏ってしまい、同じ失敗を繰り返してしまう可能性もあります。
そんなときは転職エージェントに相談すると良いでしょう。
CREATIVE VILLAGEの転職サービスはクリエイターに特化したお仕事のサポートを行っています。お気軽にご相談ください。

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まとめ

30代は、20代のように企業に育ててもらうのではなく、スキルと経験を活かして利益をもたらす人間が重宝されます。
これまでの仕事を通して身につけたスキルや経験を棚卸しして、自分が利益をもたらすに値する人間だとアピールすることが基本です。
未経験の職種にチャレンジする場合でも、自分の経験が新しい職場でどのように活かせるかを探してみましょう。

絶対に失敗できない30代の転職。有利なポイントを押さえて後悔しない転職を実現しましょう。

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