現代はスマートフォンなどで誰もが簡単に情報発信ができる時代です。その背景にはSNSの存在があることは言うまでもありません。インターネット環境があれば、好みのSNSを使って場所や時間を問わず情報発信ができます。

そして、近年ではSNSを活用して収益化を果たすインフルエンサーが登場しました。そのため、SNSでの収益化に興味がある人もいるでしょう。手軽に利用できるツールで収益化を果たせば、趣味と収入の獲得の両立が可能です。

では、SNSで収益を目指すならば、どのツールが良いのでしょうか。おすすめしたいのはInstagramを活用した収益化です。その理由をさまざまな角度からご紹介します。

拡大するSNS市場においてインスタは利用率で4位

ソーシャルネットワーキングサービス

SNSの市場は拡大しています。株式会社ICT総研の「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、日本国内におけるSNSの利用者は年々増加しており、2022年の年末には8,270万人に達する見込みであることが分かりました。

日本におけるSNSの利用者数

出典:株式会社ICT総研「2022年度SNS利用動向に関する調査」

その後もSNSの利用は拡大を続けて2024年の年末には利用者が8,388万人となり、ネットユーザー全体に占める利用率は83.2%に達するとの見通しです。

また、主なSNSの利用率ではLINEが79.5%、YouTubeが62.0%、Twitterが55.9%、そしてInstagramが52.9%となっています。以下、Facebook、TikTokと続きますが、回答者の半数以上が利用しているSNSは上位4ツールになります。

主なSNSの利用率

出典:株式会社ICT総研「2022年度SNS利用動向に関する調査」

回答者の利用満足度では、TikTok、YouTube、Instagramが80ポイント以上(100ポイント中)となり、LINEやTwitterもそれに迫る内容です。

さらに1年前と比較して利用時間が増えたと回答した割合が高いのは、YouTube、Instagram、Twitterであり、2割近くの回答者が占めています。以上の調査結果から、YouTube、Instagram、Twitterの3媒体は人気のSNSと言えるでしょう。

インスタ収益化のために欠かせない投稿のジャンル

インフルエンサー

多くのSNSで収益化が可能であり、個人や法人、著名人など幅広い人々が利益を得ています。中でもインフルエンサーとして収益を目指すならば、Instagramがおすすめです。YouTubeあるいはTikTokは芸能人のような知名度、スター性、バラエティ性が求められることが多いからです。

一方のインスタグラマーは、美容系やペット系、旅行系など、何かしらの分野に特化したアカウントがファンの心をつかみやすくなっています。つまり、特定のジャンルの選定が何よりも重要と言えます。

特定のジャンルでユーザーに刺さる投稿を増やしていくことで、企業からのPR案件や投稿写真の販売、アフィリエイト、運用代行・コンサルティングなど、さまざまなマネタイズの可能性が生まれます。すでにブログを解説しているのであれば、Instagramのユーザーをブログに流して広告収入を得ることもできます。

それから、Instagramではインスタライブでの投げ銭機能があり、ライブ配信での収益化も可能です。多岐にわたる収益化の方法がある点はInstagramの魅力でしょう。とは言え、順調に収益があがるまでには地道な努力が必要です。

投稿ジャンルなど運用の方向性を決めたら、投稿の時間帯や機能の使い分けも意識したいところです。たとえば、投稿時間は下記の3つの時間帯がおすすめです。

【Instagramのおすすめの投稿時間】

・通勤(通学)の時間帯:7時~8時
・昼食の時間帯:12時~13時
・帰宅後の時間帯:19時~22時

上記はいずれもInstagramのユーザーがアプリなどを立ち上げて閲覧しやすい時間帯です。土曜日は午前中、日曜日は朝6時ごろなどがアクセスを集めやすい時間帯となります。

しかし、さまざまな事情から最適な時間帯に投稿できないことも考えられます。その際は予約投稿ツールを活用して更新してみましょう。予約投稿ツールを使えば、更新内容をストックすることができて継続的に発信がしやすいです。

また、ただ単に投稿を継続すれば収益が勝手に向上するわけではありませんので、さまざまな数値を分析する必要があります。Instagramでは公式(プロアカウント必須、無料)で分析機能(インサイト)を提供しています。

一定数のフォロワーがいれば流入ユーザーの年齢層なども分かるため、ターゲットの分析にも役立つでしょう。このような機能性は今後も進化することが考えられるため、常に最新の情報をキャッチする必要があります。

他のSNSとの戦略的な使い分けでファンを獲得

アプリとIOT

SNSの種類が豊富にある現代において、1つの媒体だけに絞って運用するインフルエンサーは少ないでしょう。今思い当たるインフルエンサーを想像してみてください。Instagramだけではなく、Twitter、YouTube、中にはブログなども手掛けるインフルエンサーが存在します。

ファンの獲得にはできるだけ幅広いSNSを活用することが求められますが、すべての運用が中途半端になることだけは避けたいです。そこで複数のSNSを戦略的に使い分けることが必要となります。

Instagramでの収益化を目指すのであれば、TwitterやTikTokは新たなファンを獲得するツールとしての活用がおすすめです。

たとえば、Twitterは140字までのテキストを中心として発信できるツールであるため、比較的作業時間をかけずに投稿ができます。TikTokは短尺動画の投稿となり、コンテンツをサクッと視聴してもらえます。それぞれの特徴からファンを獲得してInstagramへの流入を目指しましょう。

なお、各SNSの特徴とユーザーの主な年齢層をまとめました。Instagramとの併用の際の参考にしてください。

SNSの種類 ユーザーの主な年齢層 特徴
Instagram 10代、20代のユーザーが多い ・画像によるビジュアル訴求に向いている。(ユーザーは雑誌感覚で利用する)
・フィードとストーリーの使い分けができる。
・ハッシュタグからの流入がある。
Twitter 20代、30代のユーザーが多い ・情報拡散力がある。
・リアルタイム性が高い。
・140字までの短文(テキスト)のコミュニケーション
YouTube 10代~30代のユーザーが多い ・テレビに代わる媒体としてチャンネル数が急増。
・動画をメインとしたコンテンツ。
・ライブ配信が可能。
LINE 全年齢層にユーザーが存在 ・インフラ化したコミュニケーションツール。
・プッシュ通知による情報発信。
・APIで外部サービスとの連携ができる。
TikTok 10代、20代のユーザーが多い ・比較的、短尺での動画ができる。(最大10分)
・豊富な動画編集機能。

上記の他にビジネスパーソンをターゲットにしたい場合は、Facebookやnoteなどがおすすめです。Facebookは40代以降にアクティブユーザーが多いです。実名性が高いため、よりリアルなつながりを重視したい時はInstagramと組み合わせてみましょう。

noteは20代から40代までのビジネスパーソンの利用が多くなっています。テキスト、音声、動画を発信できるツールであり、Instagramでは伝えきれない部分を補完してもいいでしょう。

このように、Instagramと併用できるツールの組み合わせや使い方は自由自在です。戦略を練り、実行と改善を繰り返してファンの獲得や収益化を目指していきましょう。

地位確立のためにはインスタ+多様なSNS運用を

アプリのICONイメージ

【Instagram 稼ぐポイントのまとめ】

  • ・数あるSNSがある中でもInstagramは上位に入る
  • ・趣味や興味のジャンルで収益化できる可能性がある
  • ・インスタを柱にしたうえで他のSNSの活用戦略を

SNSの普及が進む中でInstagramの利用は上位に入ります。利用者の満足度も高く、ユーザーは継続的に利用する可能性が高いです。そして「インスタグラマー」という言葉が定着しているように、Instagramで収益化を果たしているユーザーが存在します。

収益化に成功しているインスタグラマーは、特定の分野に絞って情報発信をして、ファンを獲得しています。「収益化」「ファンの獲得」と聞くと、ハードルが高そうに聞こえますが、趣味や興味のある分野で収益化できる可能性があります。まずは自分が取り組みやすい分野の投稿を継続してみましょう。

Instagramで収益化するためには、その方法を理解したうえで機能の使い分けなどを考える必要があります。そして、他のSNSを併用してファンの獲得を目指してみてください。SNSの各ツールにはそれぞれ特徴があるため、ターゲットとの相性などを十分に検討して、戦略的に運用していきましょう。

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