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株式会社キーウォーカー(東京都港区、小林一登社長)は8月25日、Webディレクターの業務効率化を目的とした新しいSaaSサービス「CERVN for Webディレクター」をリリースした。

同サービスは、ウェブサイト運営において負担の大きいページ更新チェックを自動化し、差分箇所を直感的に把握できる仕組みを提供する。これにより確認作業の時間を大幅に削減でき、ディレクターは戦略立案や優先度の高い工程管理に集中できるようになる。従来の目視確認では見落としや時間の浪費が課題だったが、同社が展開してきたWebモニタリング自動化ツール「CERVN」を基盤に、ディレクター業務に特化させたことで解決を図った。

導入効果としては、更新チェック漏れを防ぐことで信頼性を確保できるほか、業務効率の向上、さらにはディレクター自身の付加価値向上にもつながるという。特に「本番環境」と「ステージング環境」の差分や、HTML・CSSなどファイル単位での確認を容易にする点が強みとされる。

利用者向けには無料トライアルも用意されており、有償プランと同等の機能を試すことが可能だ。同社は今後もユーザーの声を反映し、さらなる機能拡充を進める方針を示している。

キーウォーカーは、外部データの収集から社内データとの統合・分析・可視化までをワンストップで提供する企業であり、データドリブンな組織づくりを支援してきた。今回の新サービスもその延長線上に位置づけられ、DX推進を担うWebディレクターにとって有効な選択肢となりそうだ。

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