ひとり旅専門メディア『ソロトリマガジン』(運営:株式会社ホーン、東京都中央区)が、「コンテンツマーケティング・グランプリ2024」において、コミュニティ部門のグランプリを受賞した。個人の視点から地域の魅力を掘り下げるその取り組みが高く評価された。

『ソロトリマガジン』は、「ソロ=自分のための時間」と再定義し、ひとり旅の楽しみ方を紹介するウェブメディア。月間50万PVを誇り、Instagramのフォロワー数も5.4万人を超える。温泉、鉄道、ご当地グルメ、絶景など、さまざまなテーマを扱いながら、読者参加型コンテンツや現地取材に力を入れ、読者とともにメディアを育てている点が強みだ。

今回の受賞にあたっては、「旅のリアルな体験を丁寧に伝え、読者の共感を引き出す姿勢が、コミュニティ型メディアの理想形」と審査員から高く評価された。

このグランプリは、コンテンツマーケティングにおける優れた事例を表彰するもので、全国から80以上のメディアがエントリー。全5部門からグランプリ7メディア、優秀賞5メディアが選出された。

『ソロトリ』では、今回の受賞を機に、全国の観光地・自治体・宿泊事業者との連携を一層強化する構えだ。地域の物語を掘り起こす読者投稿型企画や、地域ブランディングを目的とした記事タイアップなど、ひとり旅ならではの視点で新たな観光戦略を提案していく。

また、同社は周遊体験型街歩きサービス「TripQuest(トリップクエスト)」も展開中。地域の魅力を「クエスト(お題)」として体験できるこのサービスは、ひとり旅に物語性と発見を添え、訪れる人に深い共感を与えることを目指している。

『ソロトリ』は、ただの旅メディアではない。地域と人、過去と現在、知らない土地と自分自身を静かにつなぐ、新しいかたちの旅のあり方を提案し続けている。