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映像産業振興機構(VIPO)と京都府は、第17回「京都映画企画市」を10月4日にハートピア京都で開催すると発表した。オリジナル時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストで、書類審査を通過したファイナリスト5企画による公開プレゼンテーションが行われる。

今回のファイナリストは、緑茶麻悠・佐伯龍蔵監督の「語り薬帖」、エハラ・ヘンリー監督の「Silver Beach シルバービーチ」、ヘフェリン・優美プロデューサー、ヘフェリン・ケビン監督の「椿の供え」、井上朝陽監督の「人斬り浅右衛門の弟子」、永岡俊幸監督の「藍花のころ」の5企画である。

同コンテストは時代劇の拠点である京都発の企画として毎年開催されており、第一線で活躍する映画人が審査員を務める。今回の評価者は犬童一心映画監督、矢島孝松竹プロデューサー、和田隆映画評論家・プロデューサーが担当する。

公開プレゼンテーションは午後1時30分から4時30分まで開催され、優秀映画企画に選ばれた1企画にはパイロット版映像制作の権利が付与される。また、昨年度の優秀映画企画「引かれ者の小唄」のパイロット映像完成披露上映も併せて行われる予定だ。

一般観覧者の募集は現在受付中で、事前予約制・無料となっている。申込締切は10月2日正午までで、公式ホームページから申し込みが可能である。時代劇の新たな企画が誕生する瞬間を目撃できる貴重な機会として注目を集めている。

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