誰もが映画監督になれる新感覚の体験コンテンツ『シネマト倶楽部』が、2025年7月19日から21日までSKIPシティ多目的ホール（埼玉県川口市）で開催される企画展「デジタルネイティブが視る映像のカタチ」内で世界初公開される。開発を手がけたのは、体験型デジタルコンテンツの企画開発を行う株式会社ピラミッドフィルム クアドラ（本社：東京都港区、代表取締役：篠原哲也）。
『シネマト倶楽部』は、積み木を用いて自分だけの映画世界を作り出すという、AIと創造力を掛け合わせた革新的なコンテンツだ。体験者はまず、ダイヤルを使って映画の「ジャンル」「舞台」「時代」といった設定を選ぶ。次に、選んだ設定をもとに積み木を自由に組み立てることで、AIがリアルタイムで映像セットに変換。まるで映画制作の現場に立っているかのような臨場感を味わうことができる。
積み木の配置が固まると、AIがその映像を高精細に変換し、そこから自動的に映画タイトルやストーリー、キャッチコピーなどのテキストを生成。最後に、完成したビジュアルと文章をもとに映画ポスター風のデザインを施し、ポストカードとしてその場でプレゼントされる。この体験を通じて、参加者は自らが監督した“オリジナル映画”の完成を実感することができる。
開発チームには、インタラクションデザイナーの鵜飼陽平氏、エンジニアの高橋綾乃氏、クリエイティブディレクターの濵銀氏、デザイナーの今稜輔氏、プロデューサーの林宏介氏と師富玲子氏が名を連ねる。
なお、同会場では昨年話題となった『AI転生ビジネスカードバトル！よろしくデスマッチ！』も体験可能となっており、来場者は複数の最新AIコンテンツを楽しめる。
また、同映画祭の関連イベントとして、7月25日にはピラミッドフィルム クアドラのAIプロジェクトチーム「PYRAMID AI」による短編映画の特集上映とトークセッション「AI映画の現在」が開催される。会場はSKIPシティ映像ホールで、17時30分から19時までの開催。予約は7月1日より受け付けており、参加費は無料となっている。
ピラミッドフィルム クアドラは、体験装置やAR/VRなどのテクノロジーを活用したデジタルコンテンツを多数開発してきた企業で、国内外の広告賞受賞歴もある。今後も、技術と創造性を融合させた新しい表現の場を提供していくとしている。
