8bitサウンドの第一人者として知られるヒゲドライバーと、ピクセルアーティストのクロユキが、久々にタッグを組んだ新作ミュージックビデオ「Spaceship-H」が、7月3日に公開された。
本作は、ヒゲドライバーのアルバム『HIGEDIUS 3』に収録されている楽曲で、エモーショナルなメロディとゲームサウンドが融合した一曲として、リリース以降じわじわと人気を集めてきた。また、本人監修によるゲームボーイカセット「HIGEDIUS」にも収録されるなど、ファンからの評価も高い。今回のミュージックビデオは、その世界観をさらに広げるかたちで、クロユキが全編描き下ろしたピクセルアートで構成されている。
映像では、懐かしさと切なさを感じさせる“宇宙への旅”が繊細なドット絵で描かれ、細部に至るまでこだわりが光る。動き一つひとつが楽曲の感情と呼応し、視覚と聴覚の両面から作品の魅力を堪能できる仕上がりだ。
ヒゲドライバーの特徴である8bitサウンドと、クロユキの緻密なピクセルアート。その二つの“ドット”が交差するこの映像作品は、どこか懐かしくも新しい表現として、国内外の音楽ファンや映像ファンにとって再び注目を集めることとなりそうだ。
ミュージックビデオはYouTubeで公開されており、楽曲も各種配信サイトにて視聴可能となっている。アートと音楽が融合したデジタル表現の新たな可能性に、今後も注目が集まる。




