ココネ株式会社は2025年4月17日、新感覚のソーシャルアニメーションアプリ『VIVIBUDS(ビビバッズ)』を、日本、北米、アジアなど計10の国と地域で同時リリースした。アニメ制作とコミュニケーションが融合した「乱入型ショートアニメSNS」として、ユーザーが誰でも手軽にアニメを作り、他者の作品とコラボレーションできる点が最大の特徴だ。

『VIVIBUDS』は、テンプレートを活用すれば数タップでショートアニメが完成する手軽さが魅力。アニメ制作の知識がなくても、自分だけのキャラクターを生み出し、自由なストーリーを形にできる。作成したアニメは公開でき、他ユーザーがその作品に「乱入」して自分のキャラクターやアイテムを加えることで、新たな展開やコラボが生まれる。

キャラクターメイクの自由度も高く、性別や体型にとらわれない設計で、衣装やアイテムはすべてのキャラに共通して使用可能。最大100体までキャラクターを作成でき、1つのアカウントで複数の「プレイヤー」として異なる世界観を楽しめる。

アニメ制作機能も本格的で、タイムラインを用いた演出も可能。初心者から上級者まで、それぞれの表現力を活かした映像制作ができる。また、広告が一切表示されない設計により、創作活動に集中できる環境が整えられている。

配信開始時点での対応国・地域は、日本、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、タイの10カ所。言語は日本語と英語に対応し、今後さらに展開地域の拡大を予定している。

ココネはこれまで、スマートフォン向けアバター着せ替えアプリ『ポケコロ』シリーズや『リヴリーアイランド』などを展開し、デジタルアバターやコミュニティ運営に強みを持つ企業。これまでに提供したデジタルアイテムは100万種、累計260億個を超える。

『VIVIBUDS』は、「好き」を起点に誰もがアニメクリエイターとなり、世界中のユーザーとリアルタイムでつながることができる、新たな創作のハブとなりそうだ。