第162回芥川龍之介賞の選考委員会が2020年1月15日(水)に築地・新喜楽で開催され、古川真人氏の『背高泡立草(せいたかあわだちそう)』が授賞作に決まりました。
同日、第162回直木三十五賞の選考委員会も同場所で開催され、川越宗一氏の『熱源』が授賞しました。
公益財団法人日本文学復興会、各メディアが報じています。

各受賞者プロフィール


古川真人氏
1988年生まれ。第一薬科大学付属高等学校卒。2016年『縫わんばならん』で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。
〈作品〉『縫わんばならん』2016年新潮11月号=第156回芥川賞候補、単行本は17年新潮社刊。『四時過ぎの船』17年新潮6月号=第157回芥川賞候補、単行本は17年新潮社刊=第31回三島由紀夫賞候補。『窓』18年新潮7月号。『ラッコの家』19年文學界1月号=第161回芥川賞候補、単行本は19年文藝春秋刊。

川越宗一氏
1978年生まれ。2018年「天地に燦たり」で第25回松本清張賞を受賞しデビュー。
〈作品〉『天地に燦たり』2018年文藝春秋刊。『熱源』19年文藝春秋刊=第10回山田風太郎賞候補、第9回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。
公益財団法人日本文学復興会より抜粋

(CREATIVE VILLAGE編集部)